松阪市の「自律神経」と「女性ホルモン」のバランスを整える鍼灸院・整体院
“心とカラダのトータルケア” ひかり堂院長の齋藤です。
今日は更年期障害の治療法についてお伝えします。
更年期障害の治療法は大きくは3つの方法が主流となっています。
1.ホルモン補充療法(HRT)
2.漢方
3.抗うつ剤・抗不安薬とカウンセリングなど心理療法
HRTは服薬や注射などで直接女性ホルモンを補充していく方法であり、最も即効性があるといわれています。
漢方は女性ホルモンは増えませんが、エストロゲンの減少という身体の変化による自律神経症状を穏やかに緩和していきます。
また、特に抑うつ感や不安感、イライラなど精神的な症状が強い場合には抗うつ薬や抗不安薬、精神安定剤などが処方されます。
それぞれ専門医による診断と治療が行われ、基本的には保険適用となっています。
更年期障害の症状がでやすい期間は閉経の前後5年の計10年間くらいあるので一般的には治療期間は最低でも数年間となります。
最近ではエストロゲンに似た働きをする「エクオール」という成分のサプリメントも多く販売されており治療の選択肢のひとつとなってきています。
それぞれにメリット・デメリットがありますので、ご自身の希望も含めて専門医とよく相談してどの治療を選ぶかを決めていく必要があります。
次回は「ホルモン補充療法」についてお伝えしていきます。
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