骨密度の低下を防ぐ運動

ゆらぎ期の女性の心とからだの不調を癒す専門院 ひかり堂院長の齋藤です。

今日は骨密度の低下を防ぐ運動についてお伝えします。

骨密度を低下を防ぐには

1.ウォーキング(1週間に4時間のウォーキング)

2.筋トレ (まずはスクワットから)

を継続することが理想です。

運動で骨密度の低下を防ぐポイントは骨に適度な刺激が伝わることです。

ウォーキングなどの運動を行うと、骨に微量の電流が流れ骨密度を上がることに繋がるといわれています。

骨に刺激を入れるためには水泳などの重力がかからない運動よりも負荷のかかりやすいウォーキングや筋トレがいいでしょう。

筋肉への負荷が骨にも伝わり、筋トレによって筋肉が修復されて強くなるのと同じメカニズムで骨も強化されていくのです。

どうしても時間が取れないという方は「孫の手などでかかとを叩く」だけでもしっかりと骨に刺激が伝わるといわれています。

3.日光浴

骨の強化に必要なカルシウムはビタミンDによって吸収率が上がります。

太陽光を浴びることでビタミンDが生成されますので、日焼けなどの心配はありますが、1日30分程度太陽光を浴びることは非常に大切です。

また、骨を壊す細胞である破骨細胞の働きを抑制するのに効果的なのが睡眠ホルモンの「メラトニン」です。

メラトニンは太陽光を浴びてから14~16時間後に分泌されるといわれていますので、朝にしっかりと太陽光を浴びるとメラトニンの分泌が高まります。

<まとめ>

更年期以降の骨密度の低下を防ぐには

朝7時~9時くらいに朝日を浴びながら毎日30分程度ウォーキングをすることが重要となります。

「筋トレ」や「かかとたたき」を組み合わせながら継続してやってみてください。

なかなか朝は忙しくて時間はとれないでしょうし、結果はすぐに目に見えて出るわけではありません。

でも5年後、10年後の身体のことを考えて是非少しづつ取り入れてやってみてくださいね。

継続は力なり ですよ。