過呼吸発作がおこった時の対処法

ゆらぎ期の女性の心とからだの不調を癒す専門院 ひかり堂院長の齋藤です。

 

今日は過呼吸(過換気症候群)が起こった時の応急処置についてお伝えします。

 

過呼吸の応急処置に「ペーパーバッグ法(紙袋再呼吸法)」という処置があります。

前回もお伝えしましたが、過換気症候群は酸素が不足するのではなく、過呼吸によって必要以上に二酸化炭素を吐き出すことにより、酸素を運搬する働きをするの二酸化炭素(ヘモグロビン)が減り、結果として細胞に酸素がいかなくなるという状態になることです。

紙袋で口と鼻を覆い、吐いた息を再呼吸させるというパーパーバッグ法は、二酸化炭素の量を増やすという目的で以前から広く認知されてきました。

しかし、この方法で窒息死に至ったケースが相次ぎ、現在はペーパーバッグ法は行わないほうが良いという認識が一般的となっています

 

<過呼吸発作が起こったときの対処法>

・5秒間息を止める

・ゆっくり息を吐く(10秒くらいかけて)

・吸う:吐くを1:2の割合でゆっくりと呼吸する

・発作はしばらくすると必ず治まるということを理解する

最も注意することは、過呼吸発作によってパニックになってしまうことです。

「過呼吸で死ぬことはない」、「しばらくすれば治まる」ということを理解してゆっくりと呼吸を整えていくことを心掛けることが重要です。

患者さんにこの対処法をお伝えすると「発作が起こっている時に息を止めるなんてできませんよ」とおっしゃいます。

発作時に息を止めることはとても勇気がいると思います。

しかし、知識として知っているだけでも、いざという時に心に余裕が持てるのではないでしょうか?

「万一過呼吸発作がおこった時は5秒間息を止める」ということを頭の片隅に入れておいてくださいね。