“息を止める”と脳が活性化する?

“ゆらぎ期の女性”の心とからだの不調を癒す専門院 ひかり堂院長の齋藤です。

 

前回は過呼吸発作が起こった時の対処法として、「息を止める」という方法をお伝えしました。

この「息を止める」ことを深呼吸と組み合わせると、脳を活性化させる効果が非常に高いといわれています。

「息止め深呼吸」とか「4-7-8呼吸法」という呼吸法だそうで、生理学的な根拠に基づいており、脳への血流が良くなり脳を活性化させる効果が期待できるそうです。

 

<脳が活性化する仕組み>

深呼吸時に息を止めると脳は「酸素が少なくなっている」と錯覚します。

すると動脈が拡張し、多くの血液を脳に運ぼうとします。

酸素を含んだ血液がいつも以上に脳に循環していく。

という仕組みです。

 

<脳が活性化することで期待できる効果>

・集中力や記憶力がアップする

・自律神経が整う

・イライラや怒り、不安感などを緩和する

・寝付きが良くなり睡眠の質が高まるetc

 

多くの人は普段からストレスを感じることが多い環境にいるので、慢性的に脳は疲労しています。

脳が疲労していることで神経の伝達が鈍ったり、身体の各器官への指令がうまく出せなかったりして、様々な不調が起こってきます。

また、感情をコントロールする「セロトニン」、「ノルアドレナリン」、「ドーパミン」といった脳内神経伝達物質の分泌にも影響がでてしまい、それぞれのバランスを崩すことでうつ病など精神的な症状も起こってしまいます。

脳への血流が良くなると脳の疲労回復が促進され、働きすぎず“加減のよい”状態、つまり活性化した状態となるのです。

うつ病やパニック障害など精神疾患の治療において、薬物療法と並行して運動や呼吸法なども積極的に取り入れられています。

脳を活性化して疲労していない脳を維持することは、心と身体の両方の健康にとってとても重要なのです。

 

<息止め深呼吸のやり方>

息を4秒で目いっぱい吸う ⇒ 7秒息を止める ⇒ 8秒でゆっくりと息を吐く

 

これを何回か繰り返し行います。

 

 

いつでもどこでもできますので、一度試してみてくださいね。