自律神経と台風

 

また今週も台風が通過していく予報ですね。

今回は本州に上陸する可能性は低いようですが、どうか大きな被害がでませんように・・・。

 

今年は例年以上に台風の影響による体調不良を訴える患者さんが多いように感じます。

頭痛、めまい、耳鳴り、吐き気、肩こりなどの症状が特に多いです。

 

なぜ台風が接近すると体調不良を訴える患者さんが増えるのでしょうか?

 

それは「低気圧」の影響による自律神経の乱れが要因です。

雨が降るとということは低気圧の状態となっています。

低気圧だと人間の身体は基本的には副交感神経優位の状態になりやすくなります。

副交感神経優位の状態ならいいのではないかと思うかもしれませんが、朝から日中、夕方までは交感神経が少し優位になっているため活動的に過ごせるのです。

雨の日はなんとなくだるいとかやる気がでない、憂うつだと感じる方が多いと思いますが、それは交感神経の働きが鈍っているからなのです。

 

人間には環境が変化しても常に身体の状態を一定に保とうとする能力がありますが、低気圧の影響で交感神経と副交感神経のバランスを最適な状態に保てなかったり、切り替えがうまくできない時に自律神経が乱れます。

 

そして台風時は普段の雨のときよりもさらに気圧が低い状態になるため、いつも以上に自律神経が乱れやすくなり様々な不調がおこってくるのです。

 

最近では、低気圧の影響を受けやすい人は気圧の変動に対して耳の「内耳」が敏感(過敏)なのではないかといわれるようになってきました。

 

<低気圧時の対処法>

①耳をマッサージする

耳を上下左右に軽く引っ張ったり、回したりすることで、内耳の血流循環がよくなります。

 

②「内関」(ないかん)というツボを押す

手首のしわから指3本分下、2本の腱と腱の間にあります。

この「内関」は乗り物酔いやつわりの特効ツボといわれており、低気圧時の症状緩和にも効果があります。

 

指の腹やつまようじの反対側(丸い部分)などで1回に5秒くらい、3回~5回くらい押してください。(左右共に)

 

台風時に様々なつらい症状は出る方は一度試してみてください。

今回の台風は楽に過ごせるかもしれませんよ。

2018年10月5日 | カテゴリー : 自律神経 | 投稿者 : hikarido