自律神経と生理の関係

今日は自律神経と生理の関係について。

当院にも生理不順やPMS(月経前症候群),ひどい生理痛等でお悩みの患者さんが多く来院されます。

そんな患者さんの多くは強いストレスを抱えています。

ストレス → 自律神経の乱れ → 生理のトラブルという図式です。

自律神経と生理はどのような関係があるのでしょうか?

 

脳の中に自律神経の中枢である視床下部という場所があります。

この視床下部が身体に様々な指令を出し、自律神経のバランスを保っています。

そして女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)の分泌の指示もこの視床下部が出します。(視床下部→脳下垂体→卵巣に指令がでる)

従って過度なストレスなどにより自律神経が乱れると視床下部が正常に働かなくなり、女性ホルモンの分泌の指示が出せなくなってしまいます。

指示がなければ卵巣はエストロゲンやプロゲステロンを分泌できず、その結果排卵が起こらなかったり、生理が遅れたりといった症状がでてくるのです。

つまり自律神経と生理は密接に関連しているということです。

 

女性にとって生理は「心とからだの状態を映す鏡」といわれたりします。

生理のトラブルはすべてストレスが要因ということはありませんが、ストレスに大きな影響を受けるということは間違いありません。

 

過度なストレスを受けないことが重要ですが、これは自分ではコントールできません。

(ストレスを受けてもそれを受け流す術を身につけている方はいいのですが・・・)

生理痛とは

鍼灸治療は生理のトラブルについても非常に効果があります。

最近では、不妊治療のカウンセラーさんも、患者さんに対して積極的に鍼灸治療の受診を勧めていらっしゃいます。

それは副作用の心配なく安全に自分自身の力で自律神経を整え、女性ホルモンバランスを改善していくことに優れていることが認知されてきたからでしょう。

私は、鍼灸治療はおそらく女性の健康(生殖機能を高める)のために発展してきたのではないかと思っています。

生理の不調でお悩みなら、鍼灸治療も選択肢にいれてくださいね。

 

 

2018年10月15日 | カテゴリー : 自律神経 | 投稿者 : hikarido