”アラフォーママ”にも多い「五月病」

GWも終わり鮮やかな新緑が眩い季節となりましたがいかがお過ごしでしょうか?

GWが終わるとそろそろ話題となってくるのが「5月病」

そもそも5月病とはどんな病気なのでしょう?

「5月病」とは主にGW明け頃から陥る倦怠感や虚脱感などを伴う心と身体の不調を示す“俗語”で正式な病名ではありません。

医学的には「適応障害」や「自律神経失調症」、「うつ病」と診断されます。

新入学や新社会人、人事異動などで新しい環境に身を置き、その環境に慣れようと頑張り、様々なストレスが溜まり、疲れが出始める5月にいろいろな症状が現れるので「5月病」と言われるようになりました。

<主な身体の症状>

・疲れる、だるい

・食欲がない

・眠れない

<主な心の症状>

・気分が落ち込む

・やる気がでない、何もしたくない

・不安感や焦燥感に襲われる

かつては「五月病」は新社会人などに多く見られ、環境に慣れてきた夏頃になると症状は自然になくなっていくのが一般的でした。

しかし、最近では、新社会人だけでなく、新入学生や部署異動や転職などで大きく環境が変わった中高年にも増加しています。

そして、意外かもしれませんが、新入園・新入学生のお母さんもこの時期は心身のバランスを崩す方がとても多いのです。

幼稚園への入園や小・中学校や高校・大学への入学・・・

子供の受験や入学の色々な準備などで数ヶ月前から知らず知らずのうちにストレスを受け、心身が緊張し交感神経が高ぶっていたのですね。

先日ご来院頂いた患者さん(不眠、フワフワめまい、気分の落ち込み)も今春に子供さんが受験を経て高校に入学された45歳の女性でした。

5月病の初期症状としては疲れが取れなかったり、食欲が落ちたり、眠れないといった症状がでることが多ようですが、少しづつ心身ともに疲れてきてエネルギーが持続しなくなり、やる気が起こらなかったり、無気力な状態になる“うつ状態”に陥っていく場合も多くあります。

これは交感神経の過緊張から自律神経が乱れ、ストレスの軽減に役立つ脳内の神経伝達物質「セロトニン」の分泌が低下すること要因で、感情のコントロールができなくなったり、憂うつな気分になったりするのです。

<5月病の対処法>

・睡眠の質を高め、しっかり休養をとる

・自分なりのリラックス法を取り入れる

・バランスの良い食生活を心掛ける

・1週間に3日~4日、軽い運動をする

・気の合う友人や家族と話す(相談する)

なかなか口でいうほど簡単なことではありませんが、日々の少しの意識付けで生活習慣は変わりますので、地道に続けてみて下さい。

そして、それでも心身の不調が改善しないのなら、どうぞ鍼灸治療を受けてみてくださいね。

2023年5月10日 | カテゴリー : 自律神経 | 投稿者 : hikarido