“肩こり”を放置していると危険です!

 

こんには、ひかり堂院長の齋藤です。

 以前

・鉄の棒のように固くてまっすぐな首

・骨のように固い肩の筋肉

・鉄板のような動かない肩甲骨

の状態で来院され「肩も首も背中もつらくて夜眠れないんです・・・」とおっしゃる患者さんがいらっしゃいました。

「何か定期的にケアされてますか?」とお聞きすると「たまにシップを貼ったりします」とのこと。

「もう何十年も肩こりなんで、は仕方ないかなと思ってますが最近あまりにつらいので・・・」

 

あなたは肩こりを「仕方ない・・・」と放置していませんか?

 肩こりのおこるプロセスをもう一度おさらいすると                

 健康な状態

⇒ 肩・首が疲労し、乳酸がたまり血流が悪くなる

⇒ 筋肉にこりやはりを感じはじめ、血管を圧迫することでさらに血流が悪くなる

⇒ますます筋肉が固くなり痛みの物質が生まれだんだん痛みが強くなる

⇒さらに筋肉が硬くなることで神経を圧迫し腕や手が痺れる

⇒最悪の場合は麻痺が起こる

 

肩こりを放置してしまうと

・緊張型頭痛

・めまいや吐き気

・不眠

・精神的な不調(イライラ・気分の落ち込み)

などの症状がおこってくる場合が多くあります。

 

また、よく患者さんから「手が痺れることがある」といわれることがあります。

脳梗塞など重大な病気の可能性もありますので、必ずCTなどの検査をお勧めしますが、特に異常がない場合は肩こりを放置してきた結果

・頚椎症

・頚椎椎間板ヘルニア

・胸郭出口症候群

といった“病気”にまで進行してしまったと思います。(肩こりを放置したことがすべての要因ではありませんが・・・)

 

私は肩こりの状態(ステージ)を以下のように考えています。

健康な状態⇒(1)疲労⇒(2)こり・はり⇒(3)痛み⇒(4)しびれ⇒(5)麻痺

あなたの肩こりはどの段階にありますか?

疲労感や軽いはり・こりを感じる程度であれば、シップやマッサージで回復するでしょう。

 しかし、“たかが肩こり”とケアを怠り放置すればするほど症状は重くなり、他の症状や病気を引き起こす大きな要因となっていくのです。

そして、”鉄の棒のような首”、”鉄板のような肩甲骨”の状態で痛みや痺れを感じるようであれば、残念ながらもうシップや1回のマッサージで簡単に回復することは難しいでしょう。

 “たかが肩こり”と軽く考えるのは本当に危険なのです。

肩こりこそ放置せず早目にケアし、頭痛やめまいなど他の症状がおこらないよう定期的にメンテナンスを続けることが重要です。

機械や車でも定期的にメンテナンスを行うことで故障を防ぎ、長い間性能を維持できるのです。

万一故障しても、機械なら部品を交換すれば済みますが、人の身体は部品交換するわけにはいかないのですから・・・

 

 もしあなたが肩こりを感じているのなら、明日 早速ケアに行って下さい。

 鍼灸治療は鎮痛作用や血流改善に非常に効果があり肩こりの緩和を得意としています。

あなたの肩こりケアに、是非鍼灸治療も選択肢に入れてくださいね。

それでは お大事に(^v^)

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