パーキソン病

<パーキンソン病とは?>

パーキンソン病とは、脳の黒質という部分の神経細胞が次第に減少し、その神経が働く時に使うドパミンという物質が減っていくことによっておこる病気です。

ドパミンは脳において、運動の仕組みを調節するような働きを担っているためドパミンが減少することにより動きが遅くなったり、身体の緊張が高くなったりします。

日本では現在10万人あたり100人~180人の方が罹患しているとされ、50歳~65歳に発症することが多く、高齢になるほど増加してしていく傾向があります。

パーキンソン病は指定難病に指定してされており、残念ながら現在のところ完治は難しいとされています。

パーキンソン病の症状

☆代表的な運動症状

座っている時や横になっている時などの安静時、手や足に細かなふるえが起こります。
通常は左右どちらか一方のふるえから始まります。

動作が非常に鈍くなります。
動作の開始に時間がかかり、開始した動作もゆっくりしかできなくなります。
また、最初の一歩が踏み出せない「すくみ足」が起こることもあります。

腕や足、体幹の筋肉がこわばって硬くなりスムーズに動かすことが困難になります。
関節を曲げ伸ばす際にカクカクした不自然な動き方(歯車現象)をします。

歩き出すと途中から小走りになったり、軽く押されるとその方向へ突進したりします。
重心が傾いてしまうと元の姿勢に戻すことが難しくなります。

非運動症状

表情が乏しくなる「仮面様顔貌」や、「便秘」「発汗異常」「頻尿」、立ち上がるとき血圧が低くなることで立ちくらみを起こす「起立性低血圧」などがみられます。

においが分かりづらくなる嗅覚障害が知られています。

不安や抑うつなど精神症状や、意欲の低下、幻視、幻覚、妄想などが起こることもあります。

不眠や夜に何度も目が覚めてしまう中途覚醒などの睡眠障害がみられます。

パーキンソン病ではこれらの運動症状・非運動症状すべてが出現するわけではなく、症状の強さも人それぞれという特徴があります。
また、運動症状がクローズアップされることが多いですが、非運動症状の方が患者さんの生活の質(QOL)に与える影響は大きい場合が多いようです。

パーキンソン病の治療

現時点でパーキンソン病を根本的に完治する治療はありません。
現在の治療の目的は症状を緩和し日常生活を可能な限り良好に保つことを目指していきます。

・薬物療法

脳内で減少しているドパミン神経細胞を補うためのL-ドパや、補助的な薬剤を使う薬物療法が中心になります。
使用する薬物は、医師が患者さまの症状に合わせて変更していきます。

・手術療法

脳手術を行ってもパーキンソン病を完治させることはできません。
手術療法は症状を持続的に緩和させることができる対症療法です。

・リハビリテーション

パーキンソン病であらわれる運動症状に対してリハビリを行います。
全身の動きがスムーズになるよう、また可動域が少しでも広がり、筋固縮が進まないよう様々な ストレッチを組み合わせて行います。

当院のパーキンソン病へのアプローチ

当院では鍼灸と整体を融合した独自の施術を行っていきます。

☆整体施術

・骨盤や背骨、頸椎など骨格のゆがみを整える

・神経の伝達を促進させる

・筋肉の緊張を緩める

整体施術
整体施術

☆鍼灸治療

・自律神経のバランスを整える

胃腸の不調や睡眠障害など自律神経症状を緩和する

・身体全体の緊張を緩める

・ストレスを緩和し、精神的に安定させる

今つらい症状でお悩みのあなたへ

是非一緒に症状の緩和を目指していきましょう!!

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