”7秒ハグ”のすすめ

こんにちは、ひかり堂院長の齋藤です。

最近 「7秒ハグ」というベルメゾンのホットコットという商品のテレビCMを見ました。

心が暖かくなるすごくいい内容だなぁと感心しています。

母娘や夫婦など家族やパートナーとハグをするシーンが流れるだけなのですが、すごく癒されるのは私だけでしょうか?

 

ということで、今日は「7秒ハグのすすめ」です。

 

 

<7秒ハグするといいことあるの?>

愛しい人とハグをするといいことがたくさんあります。

・幸せな気持ちになる

・身体の緊張が緩む

・心が落ち着く

・前向きな気持ちになる

 

<なぜ?>

以前ブログでも同様な内容をお伝えしていますが、愛しい人とハグをすると

・幸せホルモン「オキシトシン」や気持ちを穏やかにする「セロトニン」、意欲・やる気を出させる「ノルアドレナリン」、「ドーパミン」の分泌が高まる

・交感神経の興奮を抑え、副交感神経が優位になる

ことが医学的に証明されています。

 

強いストレスを抱え、自律神経のバランスを崩し、精神的にも肉体的にも様々な不調に悩んでいる方には治療という面からもとても効果が高いのです。

当院でも、パニック障害や自律神経失調症、更年期の不調でお悩みの患者さんには、「ハグすること・触れ合うこと」をお勧めしています。

 

しかし、患者さんの中には

・愛しいと思う人がいない・・・

・ご主人やパートナーを愛しいと思えない・・・

という方が意外に多く、逆にご主人やパートナーがストレスの原因だったりすることがあります。

 

でも安心してください。

 

そんな時はぬいぐるみやペットを抱きしめましょう。

ぬいぐるみやペットを愛しいと思っていれば同様の効果があるそうです。

 

7秒がいいのかどうかわかりませんが、今日から愛しい人とハグしてみてくださいね。

 

ちなみに「足三里」といツボに鍼を打つとその刺激は脳の視床下部というところに届き、幸せホルモン「オキシトシン」が分泌されます。

 

 

 

鍼灸でも十分に癒されますよ(^v^)

“梅雨だる”って何?

いよいよ東海地方も梅雨入りとなりました。

この梅雨の時期は特に心身に様々な不調があらわれやすくなりますが、この時期特有の不調を「梅雨だる」というそうです。

<梅雨だるの主な症状>

~カラダの症状~

・身体が重く、だるい
・肩こりがひどい
・頭痛やめまいがおこる
・朝起きにくくなる
・むくみやすい 等

~ココロの症状~

・やる気がでない
・憂うつな気持ちになる
・集中力が続かない
・イライラしたり、不安感に襲われる 等

<なぜ、梅雨だるはおこるのでしょうか?>

梅雨だるの要因のひとつは低気圧による自律神経の乱れ。
梅雨は雨が多く、低気圧の日が続きます。

低気圧の時は身体はリラックスモードの副交感神経優位の状態が続きます。
「副交感神経優位ならいいんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、実は活動モードの交感神経への切り替えが行いにくくなります。

低気圧に加え、朝晩や日毎の寒暖差が心身のストレスとなり様々な症状があらわれやすくなります。

ふたつ目の要因は、「湿邪(しつじゃ)」。

心身に不調がおこるような湿気や湿度のことを東洋医学では「湿邪(しつじゃ)」と呼びます。

湿度の高い状態では身体は汗など水分を外に排出しにくくなり、体内に余分な水分や老廃物が溜まりやすくなります。

 

<梅雨だる対策>

なんといっても規則正しい生活習慣が重要です。
「食事・運動・質の良い睡眠」が健康にはかかせません。

・朝 冷水で顔を洗う(シャキッとして交感神経を刺激を入れる)
・朝運動する。(ウォーキングやラジオ体操等)
・カーディガンなどはおるものを1枚持って、気温差に備える
・38℃~40℃くらいのお湯でゆったりと入浴する
・就寝1時間前から極力スマホは控える etc

☆ツボを押す

・豊隆(ほうりゅう)

外くるぶしと膝の下とのちょうど中間にあります。

からだの水分代謝を高め、”水”の流れを良くします。

また、胃経のツボで、胃の働きを高め食欲不振にも

       効果が期待できます。

 

 

・内関(ないかん)

手首のしわから指3本分下、腱と腱の間にあります。

低気圧の影響による頭痛やめまい、吐き気等に効果があります。

              また、精神的な安定を図る効果も非常に高いツボです。

 

梅雨だるを放置しておくと夏バテになりやすくなります。

 

生活習慣が乱れている方はこの機会に見直していってくださいね。            

「頭にくる!!」って何がくるの?

突然ですが最近何か頭にきたことはありますか?

怒りの感情の表現のひとつとして「頭にくる」っていいますよね。

先日ある患者さんが「旦那がパチンコで5万円も使ってきたんです。もう頭にきて、来月の小遣いはなしにしてやります!!」という話をしてくれました。

それは頭にきますよね。

それで、その患者さんから「頭にくるって何がくるんですかね?」って聞かれました。

そんなこと考えたこともなかったですが、こんな風にお答えしました。

東洋医学では「怒り」の感情は「肝」という臓器の働きを悪くし、「気」や「血」の巡りが滞ると考えています。

そして、「気」や「血」は怒りなどで熱が加わると上に昇る性質があります。

怒っている時は「気」や「血」が上に上ったまま滞ってしまっている状態にあります。

同様の表現で「頭に血がのぼる」といったりしますので、何がくるのかといえば、「気」や「血」が頭に向かって上ってくるのではないかと思います。

たしかに頭にくることがあると、身体に力が入り、頭の方になにか上ってくるような感覚がありますね。

これは自律神経の交感神経が一気に緊張し、身体に力が入り、血管が収縮し、呼吸も早くなるためにおこる身体の自然な反応なのですよとお答えしました。

患者さんは「ふ~ん」と言ってそれからなんともいえない空気になりました・・・

 

ということで、頭にきた時はこのツボを押してみて下さい。

 

<太衝(たいしょう)>

場所は足の親指と人差し指の骨の合わせ目あたり。ストレスなどで滞っている身体の気血の流れを改善します。

ここを押してかなり痛いと感じる方は相当ストレスがたまっています。

足の甲に垂直に押してください。(1回5秒、3~5回 左右とも)

終わったあとは結構すっきりとしますよ。

 

何かと頭にくることも多いですが、うまく受け流して極力ストレスを溜めない術を見つけてくださいね。

 

そういえば、頭にくると同様の意味で「腹が立つ」っていいますね。

何が立つのでしょうね?

 

 

”6月病”という言葉

「あなたらしい生き生きした毎日」を共に目指す治療院 ひかり堂院長の齋藤です。

 

今年ももう6月を迎えましたね。

月日が流れるのは本当に早いと感じます。

 

ということで、今日は“6月病”について。

先日 ラジオから「6月病」という言葉が聞こえてきました。

5月病は知っているけど、6月病・・・??という感じでした。

5月病は、以前にブログでも書かせて頂きましたが、5月の連休明け頃に心身の不調が現れるのに対し、5月ではなく、6月に、特に新社会人を中心に同じような状態になる人が増えており、「6月病」と呼ばれるようになったそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なぜ、6月に心身の不調を訴える人が増えてきたのでしょうか?

①新入社員の新人研修の期間を長くとる企業が増えてきたこと

②新しい職場・仕事・環境に慣れることに時間がかかるようになってきたこと

③ストレスを感じやすい、溜めこみやすい人が増えてきたこと

④気圧・気温・湿度の変化に敏感に反応する体質の人が増えてきたこと

 

ようやく新しい環境に慣れてきた6月頃にたまっていた疲れやストレスが心や身体の症状となって表れるのではないかと言われています。

 

さらに6月は梅雨に入るなど気候が不安定になることで気温や湿度、そして気圧の変動が大きく、自律神経が一層乱れやすくなることも6月病の要因になります。

 

当院にも先月は倦怠感や頭重感、めまい、やる気の低下、不眠、朝起きられないなどいわゆる5月病の症状を訴える新規患者さんが多くいらっしゃいました。(すべて新社会人ではない女性でしたが・・・)

共通点はやはり非常に生真面目でやや心配性といった性格。

心身の不調は「これ以上無理をするな!」というサインです。

ですから、いつもお伝えしているように、頑張りすぎず、“いい加減”を心掛けることが大切です。

 

規則正しい生活を心掛けながら十分に心身を休めて、また頑張れるようになったら頑張ればいいですから。

今は頑張らずに“顔晴れ!”

 

そして、自律神経の乱れにこそ鍼灸治療をどうぞ(^v^)

”アラフォーママ”にも多い「五月病」

「あなたらしい生き生きとした毎日」を共に目指す治療院 ひかり堂院長の齋藤です。

 

GWも終盤を迎えましたがいかがお過ごしでしょうか?

GWが終わるとそろそろ話題となってくるのが「5月病」

そもそも5月病とはどんな病気なのでしょう?

「5月病」とは主にGW明け頃から陥る倦怠感や虚脱感などを伴う心と身体の不調を示す“俗語”で正式な病名ではありません。

 

新入学や新社会人、人事異動などで新しい環境に身を置き、その環境に慣れようと頑張り、様々なストレスが溜まり、疲れが出始める5月にいろいろな症状が現れるので「5月病」と言われます。

かつては「五月病」は新社会人などに多く見られ、環境に慣れてきた夏頃になると症状は自然になくなっていくのが一般的でした。

しかし、最近では、新社会人だけでなく、新入学生や部署異動や転職などで大きく環境が変わった中高年にも増加しています。

そして、意外かもしれませんが、新入学生のお母さんもこの時期は心身のバランスを崩す方がとても多いのです。

幼稚園への入園や小・中学校や高校・大学への入学・・・

子供の受験や入学の色々な準備などで数ヶ月前から知らず知らずのうちにストレスを受け、心身が緊張し交感神経が高ぶっていたのですね。

先日ご来院頂いた患者さん(不眠、フワフワめまい、気分の落ち込み)も今春に子供さんが受験を経て中学に入学された42歳の女性でした。

5月病の初期症状としては疲れが取れなかったり、食欲が落ちたり、眠れないといった症状がでることが多ようですが、少しづつ心身ともに疲れてきてエネルギーが持続しなくなり、やる気が起こらなかったり、無気力な状態になる“うつ状態”に陥っていく場合も多くあります。

 

これは交感神経の過緊張から自律神経が乱れ、ストレスの軽減に役立つ脳内の神経伝達物質「セロトニン」の分泌が低下すること要因で、感情のコントロールができなくなったり、憂うつな気分になったりするのです。

 

せっかくのGWですから、まずは心身をリフレッシュをし、しっかり疲れを癒してください。

そして、それでも心身の不調が改善しないのなら、どうぞ鍼灸治療を受けてみてくださいね。

デ○スという魔物

「あなたらしい生き生きした毎日」を共に目指す治療院 ひかり堂院長の齋藤です。

 

当院には極度の不安感を抱え、「抗不安薬」を服用されている方が多く来院されています。

パニック障害をはじめとする不安障害に対しては、心療内科や精神科では大半は「抗不安薬」が処方されます。

そして現在は主に「ベンゾジアゼピン系」といわれる抗不安薬が主流となっています。

「ベンゾジアゼピン系抗不安薬」は、脳内の「GABA神経」を活性化することで不安感に関与している脳のアドレナリン神経やセロトニン神経の過剰な働きを抑える働きをします。

このベンゾジアゼンピン系抗不安薬の代表的なお薬はデ○ス。

そして、デ○ス最大の特徴は

即効性がある!!

ということです。

 

不安感やイライラ、焦燥感など精神的にどうしようもないほどつらい状態でも30分程度でかなり落ち着いてきます。

いわゆる「頓服」として服用されることも多いです。

 

デ○スは、不安感や息苦しさを抑えるだけでなく、不眠や肩・首こりの緩和などにも非常に効果があります。

本当に様々な症状によく効きます。

 

 

 

ただし、依存性がとても高いのです。

あまり長期間服用すると止めにくくなってしまいます。

 

 

当院には抗不安薬を服用されている患者さんが多く来院されていますが、服薬期間が1年以上の方はかなり依存性が高いと感じています。

しかし、鍼灸治療を継続していくことで、過呼吸発作はおこらなくなり、パニック障害特有の予期不安も軽減していくことで減薬をしていける方が多く、断薬できた方もたくさんいらっしゃいます。

 

もしあなたが「もうデ○スに頼らない生活を送りたい」と本気でお考えでしたら、是非鍼灸治療を受けてみてください。

 

きっとあなたの人生が変わるきっかけになると思います。

ポジティブ脳に変える話し方 「終わりよければすべてよし」

「あなたらしい生き生きした毎日」を共に目指す治療院 ひかり堂院長の齋藤です。

 

前回のブログで「ポジティブな語呂合わせ」についてお伝えしましたが、今日は「終わりよければすべてよし」についてお話します。

パニック障害やうつ病のつらい症状のひとつである「不安感」や「抑うつ感(気分の落ち込み)」は脳内の神経伝達物質の「セロトニン」の分泌が不足していることが大きな要因といわれています。

もともと人間にはこの「セロトニン」をはじめ感情をコントロールする働きの脳内神経伝達物質を自分自身の力で分泌する能力が備わっています。

従ってこの「セロトニン」が十分に分泌していれば、精神的に安定した状態が保てるということになります。

そして、このセロトニンは日常のちょっとした意識付けで分泌が高まる可能性があるのです。

 

普段患者さんとの会話で、「話される内容を逆にすればいいのになぁ・・・」と感じることが非常に多いです。

具体的は、良いことを先に話し、悪いことを後で話すという方が多いと感じています。

例えば 前回から今日までの心身の状態についてお聞きすると

「肩と首のこりは楽になったけど、相変わらず息苦しさはある」

という順番で話される方が多いです。

そんな場合は私は「そうですか、まだ息苦しさはあるけど、肩と首のこりは楽になってきたんですね」という順番でお返しするようにしています。

 

○肩こりは楽になったけど、まだ息苦しい

○まだ息苦しいけど、肩こりは楽になった

 

どうでしょうか?

悪いことが先にきて、いいことが終わりにくるほうが良い印象になりますよね。

 

そこでお奨めするのが「いい言葉で終わる」という話し方を意識すること。

普段の会話から、いい言葉で終るように意識していくことで、少しづつポジティブ思考になっていき、セロントニンの分泌も高まってきます。

そうすることで、不安感や抑うつ感も少しづつ薄れてくると思います。

 

これは本当に少し意識するだけで誰にでもできますし、気持ちがすごく変わってきます。

 

「終わりよければすべてよし」ということわざがありますが、本当にそうだと思います。

 

あなたも是非実践してみてください。

「ポジティブな語呂合わせ」をしてみませんか?

「あなたらしい生き生きした毎日」を共に目指す治療院 ひかり堂院長の齋藤です。

 

今日は「ポジティブな語呂あわせ」についてお伝えします。

パニック障害やうつ病、不安神経症といった精神的な疾患に対する治療のひとつに「認知行動療法」があります。

これは、認知に働きかけて気持ちを楽にする精神療法(心理療法)の一種で、精神科医や専門のカウンセラーが行っています。

認知とは、ものの受け取り方や考え方という意味で、この受け取り方や考え方を変えていく治療法です。

強い不安感やストレスを感じるとどうしても悲観的な考え方、マイナス思考になりがちで、認知に歪みが生じてきます。その結果、抑うつ感や不安感が強まり、さらに認知の歪みが引き起こされるようになります。

認知療法では、極端に悲観的になりすぎず、現実的でしなやかな考え方をして、自分自身でこころのバランスを取ってストレスに上手に対応できる状態をつくっていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

認知行動療法とは少しずれますが、あなたも「数字の語呂あわせ」は普段何気なくやっていると思います。

例えば「49」という数字はどう読みますか?

「死苦」というとイヤや気持ちになります。

「4989」=「しくはっく」と読むともっとイヤな気持ちになります。

 

でも「49」=「良くなる」と読むと前向きな気持ちになりますよね。

私は「4989」は「良くなる、ハグしよう!」と読むようにしていますが、今は「49」はとても好きな番号になっています。

 

「認知行動療法」というとひとりで行うには少し難しいイメージがあるかもしれませんが、「ポジティブな語呂合わせ」くらいなら簡単にできるようになります。

 

普段からポジティブなイメージや言葉を使うことで「セロトニン」の分泌が高まるといわれていますので、パニック障害の「予期不安」も軽減していく可能性が多いにあると思います。

あなたも「ポジティブな語呂合わせ」を始めてみませんか?

肝心要(かんじんかなめ)

「あなたらしい生き生きした毎日」を共に目指す治療院 ひかり堂院長の齋藤です。

 

突然ですが、あなたも「肝心要(かなめ)」という言葉を聞いたり、使ったりしますよね?

この言葉は「非常に大切なこと」という意味で使われており、本来は「肝腎要(かなめ)」と書くそうです。

要(かなめ)とは扇を綴じるために、骨の末端に近い部分にある小さい穴に入れる釘のことだそうです。扇は綴じてある「要」がダメになると壊れてしまうので「最も重要な部分」のことを指します。

そして、「肝」「心」・「腎」・・・? そうです、人間の臓器です。

 

東洋医学では様々な事物を5種類に分けて考える「五行論」という考え方があります。

臓器の「五臓」は「肝・心・脾・肺・腎」と呼ばれていますが、中でも「肝」と「腎」は特に重要な臓器と考えられていたのでしょう。(すべて重要ですが・・・)

この「五臓」は現在の西洋医学的な臓器とは若干異なる働きや役割があるとされています。

<東洋医学的な臓器の働きのひとつ>

肝⇒ 疏泄を主る(気の巡りを調節する) 蔵血を主る(血液を貯蔵し血量を調節する) 

心⇒ 神志を主る(精神・意識を安定させる) 血脈を主る(身体に血液を送る)

腎⇒ 水を主る(体液の循環や汗、尿など調節する)納気を主る(呼吸の吸気を強める)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、五行論における「感情の5種類」は、「五志(ごし)」と呼ばれ、それぞれ五臓に対応しています。

○肝 - 怒      ○心 - 喜

○脾 - 思      ○肺 - 憂・悲      ○腎 - 恐・驚                                                                                                                           

「怒り」の感情は特に「肝」に大きな影響を与え、「恐怖」の感情は「腎」の働きに影響を与えます。

「喜び」の感情も過度になると「心」に悪影響がでてしまうのです。

例えば マンガなどで、イライラしたり、腹の立つことが続くと顔を真っ赤にして頭から湯気や煙がでている場面がありますよね。

「怒り」や「イライラ」で「肝」がダメージを受けると「気」の巡りが滞り上半身に集まってしまい、全身に巡らない状態になります。

 

また過度な「恐怖」や「驚き」を感じるとおしっこを漏らすことがあります。

これも尿などの排泄をつかさどる「腎」がダメージを受けるので、失禁してしまうということです。

 

そして、これらの感情の波が大きくなりすぎてしまうと「五臓」それぞれがダメージを受け、「気・血・水」の流れが滞ったり、弱くなったりして心身に様々な不調が起こってきます。

 

東洋医学では「心身一如」という言葉があります。

心と身体はひとつであるという考え方。

心(感情)と身体は密接に関っているのです。

 

“息を止める”と脳が活性化する?

“ゆらぎ期の女性”の心とからだの不調を癒す専門院 ひかり堂院長の齋藤です。

 

前回は過呼吸発作が起こった時の対処法として、「息を止める」という方法をお伝えしました。

この「息を止める」ことを深呼吸と組み合わせると、脳を活性化させる効果が非常に高いといわれています。

「息止め深呼吸」とか「4-7-8呼吸法」という呼吸法だそうで、生理学的な根拠に基づいており、脳への血流が良くなり脳を活性化させる効果が期待できるそうです。

 

<脳が活性化する仕組み>

深呼吸時に息を止めると脳は「酸素が少なくなっている」と錯覚します。

すると動脈が拡張し、多くの血液を脳に運ぼうとします。

酸素を含んだ血液がいつも以上に脳に循環していく。

という仕組みです。

 

<脳が活性化することで期待できる効果>

・集中力や記憶力がアップする

・自律神経が整う

・イライラや怒り、不安感などを緩和する

・寝付きが良くなり睡眠の質が高まるetc

 

多くの人は普段からストレスを感じることが多い環境にいるので、慢性的に脳は疲労しています。

脳が疲労していることで神経の伝達が鈍ったり、身体の各器官への指令がうまく出せなかったりして、様々な不調が起こってきます。

また、感情をコントロールする「セロトニン」、「ノルアドレナリン」、「ドーパミン」といった脳内神経伝達物質の分泌にも影響がでてしまい、それぞれのバランスを崩すことでうつ病など精神的な症状も起こってしまいます。

脳への血流が良くなると脳の疲労回復が促進され、働きすぎず“加減のよい”状態、つまり活性化した状態となるのです。

うつ病やパニック障害など精神疾患の治療において、薬物療法と並行して運動や呼吸法なども積極的に取り入れられています。

脳を活性化して疲労していない脳を維持することは、心と身体の両方の健康にとってとても重要なのです。

 

<息止め深呼吸のやり方>

息を4秒で目いっぱい吸う ⇒ 7秒息を止める ⇒ 8秒でゆっくりと息を吐く

 

これを何回か繰り返し行います。

 

 

いつでもどこでもできますので、一度試してみてくださいね。