春の不調は自律神経の乱れなのです

こんにちは、ひかり堂の齋藤です。

早いもので今年もバレンタインが終わり、梅の花も咲きはじめ、いよいよ春の気配を感じるようになってきましたね。

そして最近は急に気温が高くなったりして朝晩や前日との寒暖差が大きく、これからは雨の日も多くなってきます。

毎年この時期に同じようなブログを書いていますが、いよいよ自律神経の乱れやすい春がやってきます。

寒暖差でいうと1日の最低気温と最高気温の差が7℃以上あると自律神経が乱れやすくなるといわれています。

肩こりや頭痛がひどい

・ふわふわとしためまいが頻繁におこる

・寝付きが悪い、夜に何度か目が覚める

・動悸がよくおこる

・身体が重だるい

・イライラしたり、不安感・憂うつ感を感じることが多い。

春先になんだか体調がすぐれないとか、集中力に欠けるとか、情緒が不安定になるとか、いつもと違う感覚になることはありませんか?

昔から”木の芽時”(このめとき)という言葉があり、春は自律神経が乱れ心身の不調がおこりやすい時期なのです。

・三寒四温といわれる寒暖差による気温の変化

・菜種梅雨など天候の変化(気圧の変動)

・花粉や黄砂の飛散

・入学や就職、転勤、昇進など生活環境の変化 

最近では「春の5K(花粉・黄砂・強風・乾燥・寒暖差」などといわれたりします。

いずれにしても自律神経の乱れの最大の要因は“ストレス”です。

肉体的にも精神的にも多くのストレスを受け、自律神経はフル稼動してしまっています。

最近では、4年以上にわたる「コロナ」の影響が及ぶ生活が大きなストレスになっている方も非常に多いように感じます。

人間は本来ストレスに対抗する力を持っています。

しかし、様々なストレスが一気に重なると、そのストレスに対応しきれなってある一線を越えてしまい、心にも身体にも様々な症状が現れてきます。

<この時期に必要なことは?>

健康な心身を保つためには「質の良い食事・運動・睡眠」が大切です。

そのためには、この春先の時期こそ規則正しい生活習慣を心掛けることが最も重要です。

・規則正しい食事をとる

・適度な運動を継続する

・十分な睡眠時間を確保する

これらを意識して生活することで春先のストレスに対抗できる力を維持できるようになります。

こちなみに恥ずかしながら最近就寝前にユーチューブで見つけたヨガのストレッチをやっています。(コレおすすめです)

⇓ ⇓ ⇓

【寝る前10分】初心者のための10分ヨガストレッチ【男性にも】〜快眠・翌朝スッキリ〜 家で一緒にやってみよう (youtube.com)

就寝前のヨガストレッチで心身がリラックスして眠りやすいように感じます。

私はストレッチでもウォーキングでも、少し身体を動かすだけでも気持ちいいと感じます。

あなたも気持ちいいとか、心が落ち着くことをこの時期から意識して実践してみてください。

春は本来は梅や桃、菜の花、そして桜と“花”を楽しめる最高の時期です。

今年は少し立ち止まって“花”を感じてみませんか?

そして、どうしても体調がすぐれないのなら、どうぞ鍼灸治療を受けてみてくださいね。

あらためて「自律神経」とは?

早いもので今年も12月となり残り3週間余りとなりました。

今年は寒暖差が大きく、もうインフルエンザも流行しており体調管理が大変ですね。

そして、今年はテレビや雑誌、ネットでも「気象病」や「寒暖差疲労」、「自律神経の乱れ」というワードを頻繁に見聞きしたように思います。

ということであらためて今日は「自律神経」について。

自律神経とは、脳の視床下部という部位から指令が出され、自分の意思とは関係なく身体の機能を無意識の状態で活動させる神経のことです。

内臓の働きや血管の収縮、脈拍、体温や汗の調節などは自分の意思に関係なく、意識しなくても当たり前に活動し調節しています。

例えば腕を上げようと思えば腕を上げられますが、胃を動かそうと思っても動かせませんよね?

そして、自律神経には交感神経副交感神経という2つの神経があります。

☆交感神経 →  活動している時、緊張している時、ストレスを感じている時に働く

☆副交感神経 → 休息している時、リラックスしている時、眠っている時に働く

 このふたつの神経は、まるでシーソーのように交互にバランスをとりながら働いています。

主に昼間は交感神経が働いて、心身が活動しやすい状態にし、夜間は副交感神経が強まり、昼間の活動での溜まった疲労やダメージを回復させていきます。

ふたつの神経が相互にバランスよく働くことによって、私たちの心と身体は健康的に維持されています。

つまり自律神経の乱れとは「交感神経」と「副交感神経」のバランスが乱れるということなのです。

当院にも病院で様々な検査をしても特に異常はなく、自律神経の乱れが要因によるつらい症状でお悩みの患者さんが多く来院されています。

<当院の患者さんの主な症状>

☆頭痛・めまい・動悸・過呼吸・不眠・不安感・胃腸の不調・メンタル症状(パニック障害やうつ)など

最近では胃腸の不調は「機能性ディスペプシア」や「過敏性腸症候群」と診断をされ、薬を服用しているが症状が改善しないといった患者さんが増えてきました。

<なぜ自律神経は乱れるのか?>

自律神経が乱れる最大の要因は「ストレス」です。

ストレスというと精神的なものというイメージがありますが、精神的なものだけではなく、肉体的なものも含めてストレスになります。

大きくは4つあります。

1.精神的ストレス 

一般的に考えられているストレスで職場や家庭、学校などでの極度の緊張や苦痛、不安、怒り、恐怖、悲しみなどによるもの。意外ですが、嬉しいや楽しいといった感情も過度になりすぎるとストレスとなります。

2.構造的ストレス

骨盤や背骨・頚椎・頭蓋骨などのゆがみから身体全体が緊張し、脳にストレスを与えるもの。神経の伝達や血液やリンパ液、脳脊髄液の流れにも影響していきます。

3.科学的ストレス

花粉や黄砂、排気ガス、たばこ、最近ではスマホやパソコン等のブルーライト、電磁波も科学的ストレスとして心身に大きな影響があるといわれています。

4.環境的ストレス

暑い、寒い、冷たい、蒸し暑いなど気温や湿度、台風やゲリラ雷雨など急激な気圧の変動によるもの。

例えば寒い日に暖房の効いた部屋からお風呂やトイレなどに行くことでも、身体には相当なストレスとなります。

これらのストレスは精神的にも肉体的にもダメージをかけていき、自律神経を乱しいわゆる”自律神経失調症”となり、心身に様々な症状を引き起こしていきます。

そして、「食事・運動・睡眠」を中心とした日常の生活習慣の乱れによって自律神経はさらにバランスを乱していき、ストレスに対抗する力やストレスをやり過ごす力を弱めてしまうのです。

<規則正しい生活習慣が大事です>

・朝の日光を浴びる

朝起きたらまずはカーテンを開けて日光を浴びましょう。

陽ざしを浴びることで体内時計がリセットされ活動の神経である交感神経のスイッチが入ります。

また、朝の日光を浴びることで幸せホルモンとよばれている「セロトニン」の分泌が高まり、自律神経を整える能力が高まります。また、朝のセロトニンの分泌により睡眠ホルモンの「メラトニン」の分泌を促進し、睡眠の質の改善にも効果が期待できます。

・軽い運動を心掛ける

適度な運動は血流を良くしストレス解消にも非常に効果的です。

まずはウォーキングや散歩、ストレッチなど無理のない範囲で身体を動かしましょう。

近年は「筋トレ」が特にメンタルの安定に良いという研究結果も報告されています。

・お風呂に浸かる

冬でもシャワーで済ませる方も多いようですが、夜に少しぬるめのお風呂(40℃くらい)にゆっくりと浸かることで副交感神経が優位になり、心身がリラックスし質の良い睡眠につながります。

・就寝の1時間前にはスマートフォンは控える

就寝直前までスマートフォンを見ているとブルーライトや電磁波で自律神経が乱れ、交感神経が高ぶり睡眠に悪影響がでるといわれています。

・腸内環境を整える

腸は”第二の脳”と呼ばれ、ストレスや緊張などの影響を受けやすい臓器です。腸が不調(下痢や便秘など)の状態では副交感神経の働きが低下してしまいます。「腸活」を習慣にしましょう。

☆朝起きたらコップ1杯の白湯・水を飲む

☆食物繊維や乳酸菌(納豆やヨーグルト)を積極的に摂取する

☆夕食後は就寝まで飲食を控える

上記のように日常生活を見直すことで規則正しい生活習慣につながり、ストレスに強い健康的な心と身体づくりに役立ちます。

何かひとつからでも継続して実践してみて下さい。

ストレスを軽減し自律神経を整えるには、まずは生活習慣を整えることが重要ですが、以前書かせて頂いた下記のブログも参考にしてみてください。

⇓ ⇓ ⇓(クリックしてください)

ストレスを解消する”あいうえお”の習慣 | ひかり堂 頭痛・肩こり・自律神経失調症・パニック障害・不妊サポートの鍼灸&整体治療 (hikarido.net)

2023年12月6日 | カテゴリー : 自律神経 | 投稿者 : hikarido

最近よくきく”天気痛”のこと

 

まだ5月ですが台風が沖縄付近に接近しており、日本列島に近ずく可能性もあるとのことですね。

今週は”雨”が続く予報となっています。

こういう天気、いわゆる“低気圧”が近づいてくると

頭痛やめまい、吐き気、肩こり、むくみ、身体がだるい、腰や膝など古傷が痛む等

体調が悪くなる方が非常に多いです。

これは「天気痛」・「気象病」と呼ばれており、日本では推定600万人もの方が悩んでいるとの説があるくらいポピュラーな病気?なのです。(天気痛・気象病は正式な病名ではありません)

最近はテレビやネットなどでも良く目にするワードですね。

敏感な方は天気予報を見なくても「雨が降りそう」と感じるそうで、当院の患者さんでも「台風が沖縄付近に接近してくると頭痛やめまいが起こってくる」といわれる方が何人かいらっしゃいます。

なぜ低気圧が近づいてくると体調が悪くなるのでしょうか?

これには2つの理由があります。

1.低気圧により血流やリンパ液の循環が悪化する

気圧が下がると外から押される圧力が弱くなるため、身体は少し膨張します。このため血管は拡張し血圧は低下、血液やリンパ液の流れが悪くなることで様々な不調がおこります。

登山などで高い場所に行くとポテトチップスの袋が膨らむことをイメージしてもらうとわかりやすいでしょうか?

この時身体はやや副交感神経優位の状態となっています。

2.内耳のリンパ液の揺れに脳が混乱する

通常人間は身体が傾くと内耳のリンパ液が揺れて傾きを感じます。しかし、急激に気圧が変動したりすると、内耳にある気圧の変動を感じるセンサーが反応し、身体は傾いてないのにリンパ液が揺れてしまい「身体が傾いている」という情報を送ります。

つまり

耳からの情報 - 身体が揺れている

目からの情報 - 身体は揺れていない

耳からの情報と目からの情報が食い違っていることで脳が混乱しストレスを感じ、交感神経や痛みを感じる神経などが興奮することで、身体に痛みや不調などがでます。

身体は交感神経が過剰に優位になっている状態と考えられています。

交感神経と副交感神経がともに過剰に優位になっている???

なんか変な状態ですね。

その理由は・・・

人間には本来どんな環境でも体温や血圧、脈拍など身体の状態を一定に保つ働きがあります。

これを「恒常性」と呼びます。

これは私達が全く無意識の状態で自律神経のバランスをコントロールしているのです。

しかし、気圧の変動により自律神経が過剰に働き、自律神経のバランスを乱しやすい体質の方がいらっしゃいます。

<対処法>

☆耳マッサージ

近年天気痛の大きな要因は「内耳のリンパ液」の揺れを感じやすいのではないかということが言われるようになりました。

左右それぞれ10~20回くらい耳を軽く引っ張ったり、回したりすることで内耳の血流がよくなり過剰な「リンパ液」の揺れを抑えることができます。

この耳マッサージを推奨する医師の方も増えてきているそうです。

 

☆「内関(ないかん)」というツボを押す

 

手のひらを上にして、手首のしわから指3本分(ひとさし指・中指・薬指)下がったところの中央(腱と腱の間)にあります。

鍼灸治療では「つわり」「乗物酔い」の特効ツボとして良く使います。

「天気痛外来」では乗物の酔い止めの薬が処方されますが、私にとっては内関はまさには酔い止めの薬を処方するようなイメージです。

当院では内関に円皮鍼という絆創膏タイプの鍼を半日ほど貼りっぱなしにしてもらうことが多いです。

また、天気が悪くなる前に(体調が悪くなりそうな時)「内関を10秒×3回ほど押してください」とお伝えしています。

もしずっと押していたい場合には、「米粒を内関に当てて上から絆創膏を貼ってもらうと円皮鍼のかわりになりますよ」と説明しています。

このツボは心包経という経絡に属しており、不安感を軽減させ気持ちを落ち着かせる働きもあるので、私は魔法の万能ツボ”として患者さんに紹介しています。

実際の効果を当院の患者さんにお聞きすると、この内関というツボ刺激で頭痛やめまいなどの低気圧による不調が以前に比べて「ものすごく楽になる」という方が2割~3割、「少し軽くなる」とお答えになる方が5割くらいいらっしゃいます。

これは凄く高い確率で効果があると実感しています。

”天気痛”による頭痛やめまいなど不調が出やすい方は是非試してみてくださいね。

なぜ自律神経失調症は女性に多いのか?

自律神経失調症は男性よりも女性の方が圧倒的に多いと言われています。
(男女比は1:9という説もあります)

その理由として「女性ホルモンのバランス」の影響が挙げられます。

毎月の排卵・月経や妊娠・出産、更年期といった女性に特有な性周期で分泌される女性ホルモンと自律神経に深い関わりがあるからです。

「自律神経」は大脳の視床下部というところでコントロールされています。

そして、視床下部にすぐ下には様々なホルモンを分泌する「脳下垂体」というところがあり、この脳下垂体は視床下部にコントロールされています。

逆に視床下部はホルモンの影響を受けるため、女性ホルモンの変化のリズムが自律神経の働きにも影響を及ぼします。

女性ホルモンのバランスが不安定になると、それにつられて自律神経のバランスも不安定になり心身に様々な症状があらわれてくるのです。

そして、自律神経の乱れはストレスが最大の要因といわれています。

ストレスを溜めないようにしなければなりませんが、

でも、それが一番難しいのですよね・・・

我々 鍼灸師は「自律神経の調整には鍼灸治療がとても効果がある!!」と自負しております。

自律神経の乱れによるつらい症状でお悩みなら、是非鍼灸治療を受診してみてください。
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【三重県松阪市】はり きゅう 整体 ひかり堂
http://hikarido.net/
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寒暖差疲労

 

GWが空けて涼しいくらい日々から、ここ数日は全国で気温が30℃を超える”真夏日”となるなど温度差が激しいですね。

最近はこの温度差によって心身に不調を感じる「寒暖差疲労」という言葉をよく聞くようになりました。

寒暖差疲労とは、気温差が7℃以上あると起こりやすくなるといわれており、体温などを調節する自律神経が過剰に働いてしまうことが原因と考えられています。

主な症状は

倦怠感・頭痛・めまい・首肩こり・胃腸の不調・アレルギー(鼻炎症状)の他にイライラ・不安・気分の落ち込みなどの精神症状がでる方も多いようです。

 ここ数年はステイホームの習慣や在宅勤務の増加などで運動不足気味の方も多く、自律神経を調節する力自体が低下しているとの意見もあります。

そして、自律神経の調整能力が低下している状態で一気に外出・活動する機会が増えたため(アフターコロナ)身体がついていかない人も多いようです。

<対処法>

1.入浴時はゆったりと湯舟につかる

入浴をシャワーで済ませる方もいらっしゃいますが、40℃くらいのお湯に10分~15分程度肩までゆったりとつかりましょう。

2.身体を動かす

ウォーキングやなるべく階段を使う、軽い筋トレやスクワット等意識して身体を動かしましょう。

3.ゆっくりと深呼吸をする

ゆっくりと深い呼吸をすることは自律神経を整えるのに効果的です。胸式呼吸でも腹式呼吸でもどちらでも問題ありません。

「4秒で吸って、7秒で吐く」を目安に行いましょう。

普段の生活から自律神経を整えることに少しだけ意識を向けて何か実行していくことで身体は対応していきますので、少しずつつ取り入れてみてくださいね。