春は自律神経が乱れやすいのです・・・

こんにちは、ひかり堂の齋藤です。

早いもので今年ももう3月に入りました。

今年の冬は本当に暖冬で、いつの間にか梅の見頃も終わってしましました。

いよいよ春本番ですね。

 

しかし、春はいいことばかりではありません。

春は自律神経が乱れやすい時期なのです。

 

春先になんだか体調がすぐれないとか、集中力に欠けるとか、情緒が不安定になるとかいつもと違う感覚になることはありませんか?

肩こりや頭痛がひどい

・ふわふわとしためまいが頻繁におこる

・寝付きが悪い、夜に何度か目が覚める

・動悸がよくおこる

・イライラしたり、不安感・憂うつ感を感じることが多い 等々

一説には”春は心療内科の予約が取れない”といわれるほど心身の不調がおこりやすいのです。

 

自律神経の乱れの最大の要因は“ストレス”といわれていますが、春はいつも以上に心身に様々なストレスを受けてしまう時期といえます。

・三寒四温といわれる寒暖差による気温の変化

・菜種梅雨など天候の変化(気圧の変動)

・花粉や黄砂の飛散

・入学や就職、転勤、昇進など生活環境の変化 

など 肉体的にも精神的にも多くのストレスを受けやすく、自律神経はフル稼動してしまっています。

最近では、花粉症の症状により大きなストレスを感じている方が非常に多いように感じます。

 

人間は本来様々なストレスに対抗する力を持っていますが、短期間に様々なストレスが重なると、そのストレスに対応しきれなってある一線を越えてしまい、心にも身体にも様々な症状が現れてくるのです。

そして、様々なストレスによる自律神経の乱れは、そのほとんどが交感神経の過緊張が要因と考えられています。

 

<この時期に必要なことは?>

まずは、リラックスできる心とからだになること。

そのためには、この春先の時期こそ規則正しい生活習慣を心掛けることが最も重要です。

 

・規則正しい食事をとる

・十分な睡眠時間を確保する

・適度な運動を継続する

これらを意識して生活することで春先のストレスに対抗できる力を維持できるようになります。

 

私はストレッチでもウォーキングでも、少し身体を動かすだけでも気持ちいいと感じます。

あなたも気持ちいいとか、心が落ち着くことを意識して実践してみてください。

 

春は本来は梅や桃、菜の花、そして桜と“花”を楽しめる最高の時期です。

 

今年は少し立ち止まって“花”を感じてみませんか?

2020年3月3日 | カテゴリー : 自律神経 | 投稿者 : hikarido

あなたの”冷え”はどのタイプ?

こんにちは、ひかり堂院長の齋藤です。

 

今日も”冷え”についてですが、「冷え症のタイプ」についてお伝えします。

 

ひと言で“冷え”といっても大きくは4つのタイプがあります。

あなたの“冷え”はどのタイプでしょうか?

 

1.全身型

首から肩・背中・腰にかけて特に冷えを感じるタイプ。平熱の体温が低いことも特徴となります(35℃台または35台以下の場合もある)。比較的男性も多い。

2.四肢末端型 

身体は冷えを感じないが、手や足の指先が極端に冷えて指先を温めてもなかなか温まらないタイプ。10代~50代の幅広い年代の女性に多い。

3.下半身型 

腰から足先の下半身に冷えを感じるタイプ。上半身は熱く、下半身が冷える「のぼせ冷え型」もある。更年期の女性や中高年の男性に多い。

4.内臓型

身体の表面は暖かいが身体の内側(内臓)が冷えているタイプ。身体は冷えを感じないため自覚症状がない場合も多い。年齢や性別に特に関係ない。

上記のようにひとことで“冷え”といってもそれぞれタイプがあります。

 

次回は「冷え性を改善する方法」についてお伝えしましす。

 

 

 

減薬・断薬に鍼灸が有効な理由

こんにちは、ひかり堂の齋藤です。

先日健康診断で受診した内科の先生との会話の中で、

「クスリはリスクでもある」

という内容のお話を聞きました。

特に鎮痛剤(痛み止め)や抗不安薬(不安やイライラを鎮める薬)は非常に即効性があり、効果が高いものが多い。

しかし、その反面 服用が長期間になってくると

①依存性が強まる

・薬を飲むと症状が和らぐので、どんどん薬の量が増えていく

・薬を飲まないと不安で仕方ないという状態になってくる

・症状が出そうになると予防的に飲んでしまう

②長期間服用することで薬の効きが低下していく

③副作用がでる・他の病気・症状を引き起こしやすい

④なかなか薬の量が減らせない、やめれない

・薬をやめると離脱症状がでる

 

「薬は効果がある半面リスクも多い」ということなのです。

 

 

当院には長年ロキ○ニンなどの頭痛薬やデ○スに代表される抗不安薬、睡眠導入剤、抗うつ薬を服用されている患者さんが多数いらっしゃいます。

短い方は数ヶ月程度ですが、長い方になると10年以上服用を続けています。

 

 

 

それでも症状が軽減していくにつれ薬の量や回数も減っていき、

大半の方は減薬・断薬に成功しています!!

 

<なぜ鍼灸を続けると薬をやめられるのか?>

鍼灸治療には様々な効果がありますが、私は以下の3つが非常に大きいと考えています。

1.鎮痛効果

脳内で作られるβエンドルフィンという鎮痛作用のある物質の分泌量が高まる

2.精神面の安定を図る効果

幸せホルモンと呼ばれる「オキシトシン」や「セロトニン」の分泌が高まり、不安感やイライラ感を軽減し、精神的な安定を図る

3.自律神経のバランスを整える効果

交感神経の過剰な興奮を抑え、副交感神経の働きを強めることで自律神経のバランスを整える

 

これらの働きは本来人間に元々備わっている能力であり、健康な状態であればこの能力は十分に発揮されます。

この力を自然治癒力と呼んだりします。

 

何か心身に不調がある場合はこの自然治癒力が十分に発揮できない状態にあるということですから、症状を軽減するためにはまずは薬の力に頼ることは非常に大切だと思います。

そして、症状が軽減してきた後、低下している自然治癒力を早く元の状態に戻していくことで自然に薬も必要なくなるという流れが望ましいと思っています。

 

鍼灸はこの自然治癒力を自分自身の力で高めていくこと目的とした安心・安全な治療なので、着実に減薬・断薬につながっていくのだろうと実感しています。

 

長年頭痛薬や抗不安薬を服用し続けている方で、「もう薬を減らしたい・やめたい」と本気でお考えなら、鍼灸をお勧めします。

 

 

 

胃腸と自律神経の関係

こんにちは、ひかり堂院長の齋藤です。

今日は自律神経と胃腸の関係についてお伝えします。

当院にご来院頂く患者さんは心身の両面にいくつものつらい症状を抱えた方が多いのですが、胃腸の不調は非常に多い症状です。

そして、特にこの以下の2つは最近すごく多いと感じています。

①機能性ディスペプシア(機能性胃腸症)

胃痛や胃もたれ、吐き気、食欲不振、腹部膨満感などの症状が慢性的に続いているのに、血液検査や胃カメラ検査などをしても特に原因となる異常が見つからない。

②過敏性腸症候群(IBS)

下痢や便秘、腹痛、腹部膨満感、不快感などの症状が続いているが、検査をしても炎症や潰瘍といった異常が見つからない。

どちらの病気も患者さんにとっては非常につらく、特に買物などの外出や女子会の参加などを躊躇してしまうほど日常生活に大きな支障が出てきます。

 

あなたも何か心配事や緊張が続いた時に食欲がなかったり、急にお腹が痛くなった経験があると思います。

その症状がもっとひどい状態で、数ヶ月~数年も続いていると考えると本当につらいと思います。

そして、このような胃腸の不調を抱えた患者さんの共通点は職場や家庭で様々なストレスを抱えているということ。

胃や腸は自律神経に支配されていますが、消化・吸収などが活発に行われる時は副交感神経優位の状態になっています。

しかし、過度なストレスを抱えていると交感神経が優位となり、それを抑えようと副交感神経が頑張りすぎて、交感神経と副交感神経のバランスが取れなくなってしまい、様々な不調がおこってくるようになるのです。

 

ですから、胃腸の不調を改善するには、薬物療法だけでなく、

自律神経のバランスを整えることが絶対必要となります。

一般的には

生活習慣を見直して規則正しい生活を心掛ける・・・

といわれますが正直なかなか難しいです。

 

そんな時は是非鍼灸治療を受けてみてください。

当院でも機能性ディスペプシアや過敏性腸症候群と診断された患者さんのつらい症状が改善した事例が多くあります。

ずっとお薬を続けていてもよくならないのであれば3ヶ月~6ヶ月くらい鍼灸を続けてみてください。

きっとあなたのお役にたてると思いますので。

2019年10月30日 | カテゴリー : 自律神経 | 投稿者 : hikarido

肩こりと自律神経の関係

こんにちは、ひかり堂院長の齋藤です。

10月も終盤となってきましたが、今年は台風や大雨が多く例年よりも心身の不調を訴える患者さんが多かったように思います。

何度もお伝えしていますように、台風等の気圧の変動や寒暖差は自律神経を乱す大きな要因のひとつですが、今日は肩こりと自律神経についてお伝えします。

 

当院には

☆常に肩や首がガチガチで重い・痛い・眠れない

☆肩や首を回すとゴリゴリと音がする

☆コリがひどくなってくると頭痛や吐き気がおこってくる・・・

こんな症状を訴える患者さんがものすごく多いです。

 

 

 

 

 

 

 

慢性的な肩こり・首こりでお悩みの方は非常に多く、女性ではなんと有訴率(不調を感じる率)1位になっている国民的症状です。

 

この肩こり・首こりの主な原因となる筋肉が僧帽筋という首から肩にかけての筋肉のこり。

 

もちろん肩こりは長時間のPCやスマホ使用による姿勢の悪さによる血行不良が大きな原因となります。

 

しかし、自律神経とも密接に関係しています。

 

何故肩こりと自律神経が関係しているのか?

 

僧帽筋は副神経という神経に支配されている筋肉です。

そして、その副神経は運動神経と自律神経に影響を及ぼします。

僧帽筋がこっているということは交感神経の過緊張状態ということになります。

仕事柄、普段から強いストレスを感じている方は慢性的に肩や首・背中がガチガチになっていることが非常に多いと感じます。

肩や首周辺ではこの副神経支配の筋肉は僧帽筋と胸鎖乳突筋(首の前側の左右の太い筋肉)の2つだけ。

 

したがって僧帽筋を緩めるためには自律神経にもアプローチして、交感神経を抑え、副交感神経を優位にすることも非常な重要なポンイトとなります。

 

肩や首などのストレッチ等で筋肉をほぐすとともに、副交感神経を高め心身をリラックスすることも大切です。

 

・ゆっくりと入浴する(シャワーでなく)

・ゆったりとした音楽を聴く

・しっかりと睡眠をとるetc

 

何かあなたらしいリラックス法をみつけてくださいね。

 

そして、それでもあなたの肩こりがガチガチのままでしたら、是非鍼灸を試してみてください。

 

びっくりするくらい肩や首が軽くなるかもしれませんよ。

 

 

 

“梅雨だる”って何?

いよいよ東海地方も梅雨入りとなりました。

この梅雨の時期は特に心身に様々な不調があらわれやすくなりますが、この時期特有の不調を「梅雨だる」というそうです。

<梅雨だるの主な症状>

~カラダの症状~

・身体が重く、だるい
・肩こりがひどい
・頭痛やめまいがおこる
・朝起きにくくなる
・むくみやすい 等

~ココロの症状~

・やる気がでない
・憂うつな気持ちになる
・集中力が続かない
・イライラしたり、不安感に襲われる 等

<なぜ、梅雨だるはおこるのでしょうか?>

梅雨だるの要因のひとつは低気圧による自律神経の乱れ。
梅雨は雨が多く、低気圧の日が続きます。

低気圧の時は身体はリラックスモードの副交感神経優位の状態が続きます。
「副交感神経優位ならいいんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、実は活動モードの交感神経への切り替えが行いにくくなります。

低気圧に加え、朝晩や日毎の寒暖差が心身のストレスとなり様々な症状があらわれやすくなります。

ふたつ目の要因は、「湿邪(しつじゃ)」。

心身に不調がおこるような湿気や湿度のことを東洋医学では「湿邪(しつじゃ)」と呼びます。

湿度の高い状態では身体は汗など水分を外に排出しにくくなり、体内に余分な水分や老廃物が溜まりやすくなります。

 

<梅雨だる対策>

なんといっても規則正しい生活習慣が重要です。
「食事・運動・質の良い睡眠」が健康にはかかせません。

・朝 冷水で顔を洗う(シャキッとして交感神経を刺激を入れる)
・朝運動する。(ウォーキングやラジオ体操等)
・カーディガンなどはおるものを1枚持って、気温差に備える
・38℃~40℃くらいのお湯でゆったりと入浴する
・就寝1時間前から極力スマホは控える etc

☆ツボを押す

・豊隆(ほうりゅう)

外くるぶしと膝の下とのちょうど中間にあります。

からだの水分代謝を高め、”水”の流れを良くします。

また、胃経のツボで、胃の働きを高め食欲不振にも

       効果が期待できます。

 

 

・内関(ないかん)

手首のしわから指3本分下、腱と腱の間にあります。

低気圧の影響による頭痛やめまい、吐き気等に効果があります。

              また、精神的な安定を図る効果も非常に高いツボです。

 

梅雨だるを放置しておくと夏バテになりやすくなります。

 

生活習慣が乱れている方はこの機会に見直していってくださいね。            

2019年6月7日 | カテゴリー : 自律神経 | 投稿者 : hikarido

あなたのめまいは”椎骨脳底動脈循環不全症”???

 

「あなたらしい生き生きとした毎日」を共に目指す治療院 ひかり堂院長の齋藤です。

 

今日はめまいについて。

今月はめまいを訴える患者さんが多く来院されています。

○グルグル回る回転性めまい

○フワフワする浮動性めまい

○グラグラ揺れる動揺性めまい

○クラッとする立ちくらみ

など様々なタイプがあります。

そして、めまいが起こった時の原因もひとつではありません。

当院ではめまいの原因は以下のように考えています。

1.平衡感覚を司る内耳(三半器官)の異常

2.脳の病気

3.自律神経の乱れ

4.頚椎(首の骨)のゆがみ等による血流悪化

 

めまいを訴える患者さんには、耳鼻科、脳神経外科や神経内科で平衡機能検査やMRI検査などを受けたかどうかをお聞きします。

しかし、耳鼻科や脳神経外科などでしっかり検査を受けて異常がないのに頻繁にめまいがおこってくる患者さんはとても多いです。

 

そして、最近多いのは“頚椎”(首の骨)のゆがみや変形が原因の「頚椎症性椎骨脳底動脈循環不全症」というめまいです。

これは首から脳につながっている動脈が頚椎のゆがみなどで圧迫され血液循環が一時的に悪くなり、脳幹部が虚血状態となることでめまいを引き起こします。

最近は長時間のスマホやパソコン使用による「スマホ首」・「ストレートネック」といわれるタイプの方が急増しており、めまいへの影響は大きくなっていると感じています。

 

このような患者さんに対しては当院では

・骨盤・背骨・頚椎を整える整体

・自律神経を整える鍼灸治療

を行っていきます。

整体施術で身体のゆがみを整えることで血流や脳脊髄液など体液循環を改善し、鍼灸治療ではストレスなどで悪くなっている「気・血・水」の流れを良くして自律神経を整えていきます。

内耳の機能に大きな問題がない場合のめまいはほとんどの方が良くなっていきます。

病院で検査を受けて内耳や脳に問題のない場合は整体&鍼灸を選らんでくださいね。

 

めまいの時はこのツボを押してみてください。。

 

 

 

 

 

 

 

<翳風(えいふう)>

場所 耳たぶのすぐ後ろにあるくぼんだところ。

このツボはめまいや耳鳴りの原因のひとつである内耳の機能を高める働きがあります。

人差し指や中指で少し痛みを感じる程度の強さで10回くらい押してみてください。

急に手汗がでてくるんです・・・

当院には頭痛やふわふわめまい、耳鳴り、不眠、急な動悸・不安感、喉のつまり、胃の不調などいくつものつらい症状が同時に起こっている患者さんが多く来院されます。

病院で検査を受けても時に異常はなく、いわゆる”自律神経失調症”という診断をされます。

その中で「最近ひどい手汗をかくようになった」という症状もとても多い症状のひとつです。

車を運転していて信号待ちや渋滞になってきた時、人混みの中に入った時、電車に乗った時などに今まではなかった手汗をかくようになってきたというケースです。

 

「手に汗握る○○」という言葉があるように緊張や興奮した時は手に汗をかきやすくなります。

これは、汗を分泌する汗腺は自律神経の交感神経によってコントロールされており、緊張などによって交感神経が高ぶると汗をかきやすくなるからです。

そして、この交感神経が高ぶった状態が続くことで、精神的な緊張や興奮がそれほど強くなくても手に汗をかいてしまうという症状が起こってくるのです。

 

東洋医学では汗は“気”の働きによってコントロールされていると考えており、気の働きが弱っている「気虚」という状態では汗をかきやすくなります。

そして精神面をコントロールする“心”という臓器と密接に関係しています。

ですので、鍼灸治療では気の巡りを良くし、精神を落ち着かせる働きのあるツボを中心に刺激を入れ、自律神経を整えていきます。

 

もし緊張や不安で手汗をかいてきた時はこのツボを押してみてください。

 

 

 

 

 

 

 

<労宮(ろうきゅう)>

場所 手のひらの真ん中で、手を握った時手のひらに触れる中指と薬指の間。

このツボは精神を整えて疲労やストレスを軽減する働きがあり、緊張や不安が要因の手汗に効果があります。

 

今まではなかった手汗はいわゆる“自律神経失調症”の代表的な症状のひとつです。

手汗の改善にも鍼灸は非常に効果があります。

当院でも手汗の症状はほんとんどの方が改善していきます。

昨日来院されたAさん(女性・43歳)も喉のつまりや頭痛・肩こり・吐き気、動悸そして手汗という症状がありました。

4回目の来院でしたが、喉のつまりと吐き気、そして手汗の症状はほとんどなくなったとのことでした。

 

やはり鍼灸治療は「気・血・水の巡り」をよくして自律神経を整え、自分が持っている治る力(自然治癒力)を高めていく治療であるとあらためて感じました。

だから、様々な症状が同時におこってくる”自律神経失調症”に非常に効果があるのです。

自律神経の乱れによる不調でお悩みなら鍼灸治療をどうぞ。

 

2018年11月12日 | カテゴリー : 自律神経 | 投稿者 : hikarido

自律神経と生理の関係

今日は自律神経と生理の関係について。

当院にも生理不順やPMS(月経前症候群),ひどい生理痛等でお悩みの患者さんが多く来院されます。

そんな患者さんの多くは強いストレスを抱えています。

ストレス → 自律神経の乱れ → 生理のトラブルという図式です。

自律神経と生理はどのような関係があるのでしょうか?

 

脳の中に自律神経の中枢である視床下部という場所があります。

この視床下部が身体に様々な指令を出し、自律神経のバランスを保っています。

そして女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)の分泌の指示もこの視床下部が出します。(視床下部→脳下垂体→卵巣に指令がでる)

従って過度なストレスなどにより自律神経が乱れると視床下部が正常に働かなくなり、女性ホルモンの分泌の指示が出せなくなってしまいます。

指示がなければ卵巣はエストロゲンやプロゲステロンを分泌できず、その結果排卵が起こらなかったり、生理が遅れたりといった症状がでてくるのです。

つまり自律神経と生理は密接に関連しているということです。

 

女性にとって生理は「心とからだの状態を映す鏡」といわれたりします。

生理のトラブルはすべてストレスが要因ということはありませんが、ストレスに大きな影響を受けるということは間違いありません。

 

過度なストレスを受けないことが重要ですが、これは自分ではコントールできません。

(ストレスを受けてもそれを受け流す術を身につけている方はいいのですが・・・)

生理痛とは

鍼灸治療は生理のトラブルについても非常に効果があります。

最近では、不妊治療のカウンセラーさんも、患者さんに対して積極的に鍼灸治療の受診を勧めていらっしゃいます。

それは副作用の心配なく安全に自分自身の力で自律神経を整え、女性ホルモンバランスを改善していくことに優れていることが認知されてきたからでしょう。

私は、鍼灸治療はおそらく女性の健康(生殖機能を高める)のために発展してきたのではないかと思っています。

生理の不調でお悩みなら、鍼灸治療も選択肢にいれてくださいね。

 

 

2018年10月15日 | カテゴリー : 自律神経 | 投稿者 : hikarido

自律神経と感情の関係

自律神経と感情はどのような関係があるのでしょうか?

自律神経について患者さんから聞かれるとこんな説明をします。       

・一時的な怒り  ⇒  交感神経緊張

・びっくりする   ⇒  交感神経緊張

・不安、恐怖   ⇒  交感神経緊張

・悲しい      ⇒  交感神経緊張

・継続的(慢性的)な怒り ⇒    交感神経・副交感神経ともに緊張

・継続的(慢性的)な不安や恐怖 ⇒交感神経・副交感神経ともに緊張

・重度のうつ状態は交感神経も副交感神経も働きが鈍い

 

自律神経が乱れる最大の要因はストレスです。

ストレスの種類はいくつかありますが、やはり最大のストレスはメンタルストレスです。

上の表のように「怒り」や「不安」など感情が動くと基本的に交感神経が緊張します。

交感神経が緊張するとからだにも反応が起きます。               

・心拍数が上がる   ⇒  交感神経優位               

・呼吸が速くなる    ⇒  交感神経優位          

・血圧が上がる    ⇒  交感神経優位         

・筋肉が凝る  ⇒  交感神経優位

・鳥肌がたつ   ⇒  交感神経優位

・手汗をかく   ⇒  交感神経優位

・血管が拡がる ⇒  副交感神経優位

・胃腸の働き   ⇒ 副交感神経優位                          

・休息・睡眠   ⇒  副交感神経優位                            

・お腹がすく  ⇒  副交感神経優位                            

・排泄(おしっこやうんち) ⇒ 副交感神経優位

・朝~夕方  ⇒  交感神経優位         ・夜  ⇒  副交感神経優位

・晴れ  ⇒   交感神経優位         ・雨  ⇒  副交感神経優位

 

 

例えば車を運転中に道路の横からネコが飛び出してきて、慌てて急ブレーキを踏んだとします。

ネコちゃんは何事もなかったようにスタスタと去っていきました。

ほっとした半面、心臓はバクバク、鳥肌がたって、手汗をかいてしまいますよね。

この状態は交感神経が緊張しておこったからだの反応です。

でもしばらくすると元通りの脈拍、呼吸、血圧に戻ります。

交感神経が優位になりすぎると副交感神経が働いてバランスを取っていきます。

これが自律神経の働きです。

そして、自分の意思とは関係なく無意識の状態で行われています。

 

一時的なストレスにさらされた場合はからだの反応はすぐに元に戻ります。

しかし、継続的(慢性的)にストレスを受け続けると、常に交感神経が緊張し、それを戻そうと副交感神経が働きっぱなしという状態になってしまいます。

 

車で例えるとアクセルを踏み込みながら一生懸命ブレーキをかけているような状態。

こんな状態では心にもからだにも様々な症状がでてくるのは当然ですよね。

 

頭痛やめまい、不眠、胃腸の不調、動悸、肩こり・・・

あなたの症状のはじまりはメンタルストレスからなんです。

 

とお話すると納得して頂く方が多いです。

 

 

 

2018年10月9日 | カテゴリー : 自律神経 | 投稿者 : hikarido

自律神経と台風

 

また今週も台風が通過していく予報ですね。

今回は本州に上陸する可能性は低いようですが、どうか大きな被害がでませんように・・・。

 

今年は例年以上に台風の影響による体調不良を訴える患者さんが多いように感じます。

頭痛、めまい、耳鳴り、吐き気、肩こりなどの症状が特に多いです。

 

なぜ台風が接近すると体調不良を訴える患者さんが増えるのでしょうか?

 

それは「低気圧」の影響による自律神経の乱れが要因です。

雨が降るとということは低気圧の状態となっています。

低気圧だと人間の身体は基本的には副交感神経優位の状態になりやすくなります。

副交感神経優位の状態ならいいのではないかと思うかもしれませんが、朝から日中、夕方までは交感神経が少し優位になっているため活動的に過ごせるのです。

雨の日はなんとなくだるいとかやる気がでない、憂うつだと感じる方が多いと思いますが、それは交感神経の働きが鈍っているからなのです。

 

人間には環境が変化しても常に身体の状態を一定に保とうとする能力がありますが、低気圧の影響で交感神経と副交感神経のバランスを最適な状態に保てなかったり、切り替えがうまくできない時に自律神経が乱れます。

 

そして台風時は普段の雨のときよりもさらに気圧が低い状態になるため、いつも以上に自律神経が乱れやすくなり様々な不調がおこってくるのです。

 

最近では、低気圧の影響を受けやすい人は気圧の変動に対して耳の「内耳」が敏感(過敏)なのではないかといわれるようになってきました。

 

<低気圧時の対処法>

①耳をマッサージする

耳を上下左右に軽く引っ張ったり、回したりすることで、内耳の血流循環がよくなります。

 

②「内関」(ないかん)というツボを押す

手首のしわから指3本分下、2本の腱と腱の間にあります。

この「内関」は乗り物酔いやつわりの特効ツボといわれており、低気圧時の症状緩和にも効果があります。

 

指の腹やつまようじの反対側(丸い部分)などで1回に5秒くらい、3回~5回くらい押してください。(左右共に)

 

台風時に様々なつらい症状は出る方は一度試してみてください。

今回の台風は楽に過ごせるかもしれませんよ。

2018年10月5日 | カテゴリー : 自律神経 | 投稿者 : hikarido

鍼灸治療で太るの?痩せるの?

関東から東北は台風ですね、どうか大きな被害がでませんように・・・

しかし東海~西日本は今日も酷暑です。

本当に毎日暑いですね、というか異常な暑さが続いていますね。

こんな暑さが続くと食欲をなくしている方も多いのではないでしょうか?

しかし、

「鍼灸治療を受けるようになってすごく食欲がでて、よく食べるようになりました。今までならちょっと食べ過ぎるとお腹をこわしていましたが、最近はお腹をこわすことがなくなりました」

「先生 3ヶ月で5kg太りました」

「6ヶ月で8kg体重が増えました」

こんな患者さんが多くいらっしゃいます。

(大半の方はやせ型で標準体重よりも軽く、胃腸の調子が悪い)

逆に

「1ヶ月で3kg痩せました」

「何もダイエットとかしていないのに、3ヶ月で7kg痩せていました」

こんな声もたくさん頂きます。

 

 

 

鍼灸治療を続けていくと太るのでしょうか?痩せるのでしょうか?

 

答えは・・・・ 両方です。

鍼灸治療は自律神経を整える効果に優れています。

そして内臓の働きは自律神経に大きな影響を受けます。

 

従って食欲がなくて、食べすぎるとすぐにお腹をこわしてしまう方が鍼灸治療を続けていくと胃や腸の働きがよくなり、食欲が増し、栄養をしっかりと吸収できる状態になっていくのです。

ほとんどの方は食べる量が増え、体重が増えたことを喜んでいらっしゃいます。

 

痩せていく方も同様に胃腸の働きがよくなり、血流やリンパの流れも改善していくことで便秘やむくみが解消し、排泄が活発になっていきます。

そして結果として、体重が落ちていくということになります。

 

鍼灸はその方の身体の状態に応じて、自分自身の力で最適な状態にしていくのです。

 

実は今日8月9日は「はりきゅうの日」なんです。

ちなみに4月9日は「しんきゅうの日」。

日本の鍼灸治療の受療率(鍼灸を受けたことのある割合)はなんと8%前後らしいです。(100人に8人程度しか鍼灸治療を受けたことがない)

 

この酷暑の夏にあらためて鍼灸治療の魅力を感じながら、ひとりでも多くの方々が鍼灸治療を当たり前に受けて頂けると嬉しいです。

暑さと自律神経の関係

 

毎日暑いですね・・・

日本はどうなってしまったのでしょうか、とにかく暑過ぎますよね。

まだ7月ですが、もうバテていませんか?

 

 

今日は暑さと自律神経の関係についてお伝えします。

自律神経は呼吸や脈拍、体温調節、胃腸の働きや睡眠、食欲、ホルモンの分泌などをその時々の環境や状態に対応し、無意識の中で調節しています。

 

自律神経が乱れる最大の要因はストレスですが、暑さは心身に大きなストレスとなります。

特に今年のような酷暑になるとストレスはさらに大きくなります。

 

そして暑さというストレスによって自律神経は乱れ、様々な症状がおこりやすくなってしまうのです。

<身体面の主な症状>

頭痛・頭重感・めまい・耳鳴り・動悸・肩こり・食欲不振・胃腸障害・睡眠障害・疲労感・倦怠感・・・

<精神面の主な症状>

イライラ・怒り易くなる・焦燥感・不安感・精神不安定・集中力や意欲の低下・・・

これらの症状はほとんどが自律神経のバランスが乱れ、交感神経の過緊張によっておこってきます。

熱中症は自律神経のコントロールがきかなくなった状態といえます。

以前お伝えしました東洋医学の独特な考え方である「五行論」の「五気」という季節の気候特徴からみると、「暑さ」は「心」に影響を与え、精神的な不調がでやすくなると考えられています。

風 → 肝

暑 → 心

湿 → 脾

燥 → 肺

寒 → 腎

 

また、日常生活の中でも、例えば電車通勤の方の場合

・家から駅まで徒歩  → 暑い

・電車の中の冷房   → 快適or寒い

・駅から会社まで徒歩 → 暑い

・会社の中の冷房   → 快適or寒い

暑いと寒いの繰り返しで自律神経は体温や汗の調節などでフル稼働していますからもう大変です。

 

当たり前すぎて申し訳ありませんが、こんな時期こそ、規則正しい生活習慣を心掛けることが重要となってきます。

・バランスのよい食事

・適度な運動

・良質な睡眠

によって健康な心身がつくられるのです。

 

食欲が落ちて、暑くて身体も動かしたくない、そして夜もよく眠れない・・・

それでもちょっとだけ、少しだけ意識してみてください。

少しの意識付けで行動に変化がでてきます。

 

まだまだ当分暑さは続きますが、頑張って乗り切っていきましょう。

2018年7月19日 | カテゴリー : 自律神経 | 投稿者 : hikarido

梅雨時に多い”耳鳴り・難聴・耳閉感”

「あなたらしい生き生きした毎日」を共に目指す治療院 ひかり堂院長の齋藤です。

 

6月ももう下旬となりましたが、6月はめまいや耳鳴り・難聴・耳閉感といった“耳”に関連する症状を訴える患者さんが一気に増えました。

毎年梅雨の時期はめまいや耳鳴りなど“耳”の不調の患者さんが増えますが、今年は例年以上に多かったです。

耳鳴りや耳閉感は本人にしかわからないつらい症状で、イライラが募り、不眠など他の症状もおこってくる方が多いです。

なぜ梅雨の時期は“耳鳴り・難聴・耳閉感”といった症状が増えるのでしょうか?

 

それは「低気圧」の影響による自律神経の乱れが要因です。

 

雨が降るとということは低気圧の状態です。

低気圧だと人間の身体は副交感神経優位の状態になりやすくなります。

副交感神経優位の状態ならいいのではないかと思うかもしれませんが、朝から日中、夕方までは交感神経が少し優位になっているため活動的に過ごせるのです。

雨の日はなんとなくだるいとかやる気がでない、憂うつだと感じる方が多いと思いますが、それは交感神経の働きが鈍っているからなのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<低気圧で”耳”の症状がでやすい理由>

①副交感神経優位になり、細胞や血管が膨張し神経(特に内耳)を圧迫する

②膨張した血管を元に戻そうと交感神経が働き過ぎ、逆に血管が収縮しすぎて血流が悪くなる

 

人間には環境が変化しても常に身体の状態を一定に保とうとする能力がありますが、低気圧の影響で交感神経と副交感神経のバランスや切り替えがうまくできない時に自律神経が乱れるのです。

 

普段からストレスが多かったり、不規則な生活が続いていたりすると、今までは多少の気圧の変動や気温差などの環境の変化に対応できていた心身が対応しきれなくなって症状があらわれてしまいます。

 

多少の気圧の変動があっても自律神経を乱されないよう、梅雨時こそ生活習慣を見直していきましょう。

そして、あまりに症状がつらい場合は、自律神経を整える鍼灸治療を受けてくださいね。

 

 

2018年6月25日 | カテゴリー : 自律神経 | 投稿者 : hikarido

スマホ首のセルフケア

 

「あなたらしい生き生きした毎日」を共に目指す治療院 ひかり堂院長の齋藤です。

 

前回はスマホ首が肩首こりだけでなく、自律神経を乱す要因になることをお伝えしました。

 

今回はスマホ首のケアについてお伝えします。

 

まず、スマホ首(ストレートネック)になってしまうと、そう簡単には本来の前弯(カーブのついた)首には戻りません。

しかし、毎日のセルフケアによって今以上に悪化させず、そして少しづつ本来のカーブを取り戻していくことができます。

 

<自宅でできるセルフケア>

①タオル枕

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(※写真はバスタオルではありません)

 

バスタオルをクルクルと棒状に丸め、首に下にいれて3分~5分ほど寝る。

タオルの高さで首にカーブがつけていきます。

(※このタオル枕で眠らないようにしてください。逆に首を痛める場合があります)

 

②首のストレッチ(上向き・横向き(左右)・側屈(かしげる)

長時間うつむいた状態で固定されている筋肉をストレッチすることで、首の動きを取り戻していきます。

からだの軸を動かさないようにして、上向き・横向き(左右)・側屈(左右)それぞれ10秒づつくらいキープしてください。

 

③スマホは目線の高さで操作する

スマホを操作する時は、うつむかずに、背筋を伸ばして目線の高さでやってみてください。

自宅にいる時などあまり人目が気にならない場所の時は是非やってみてください。

 

 

何度もお伝えしておりますが、スマホ首は単なる肩こりや首こりだけでなく、自律神経症状やメンタル疾患の要因になるほどの重大な状態です。

 

放置せずに、毎日少しだけケアすることが、1年後、3年後、5年後のあなたの健康につながっていきます。

 

1日5分だけスマホ首のケアに時間をとってあげてくださいね。

スマホ首が自律神経を乱す?

 

「あなたらしい生き生きした毎日」を共に目指す治療院 ひかり堂院長の齋藤です。

 

先日久しぶりに電車に乗りました。

ドア付近に立って、スマホでニュースを検索したりしていて、ふと顔を上げると車内にいた全員がスマホを見ていました。

座席の人は全員 うつむきの姿勢でした。

「これではスマホ首(ストレートネック)になるわなぁ」とあらためて実感しました。

 

ということで今日は最近よく耳にする「スマホ首」について。

人間の首は本来はS字カーブになっていて、頭の重みをうまく吸収する構造になっています。

それが、長時間のスマホ使用やパソコン使用によって、寝ている時間以外はほとんどうつむいているような生活になっている方が多くいらっしゃいます。

 

そんな生活を続けているうちに首のS字カーブがだんだんとまっすぐな状態になっていきます。

これをストレートネックと呼んでいます。

 

ストレートネックになると、頭の重みをまともに頚椎が受け止めることになり、首回りの筋肉や神経に大きな負担が掛かります。(頭は身体の約10%弱ほどの重みがあります)

 

首や肩に負担がかかる

筋肉が疲労する

首・肩などの血流が悪くなる

首・肩の筋肉が固くなる

さらに血流が悪くなる

痛みや痺れを感じるようになる

 

 

しかし、実はそれだけではありません。

首の血管や神経が圧迫されることで

・筋緊張型頭痛・片頭痛

・めまい

・耳鳴り・難聴

・動悸、息苦しさ

・イライラ、不安感、抑うつ感などメンタル症状

などいわゆる自律神経の不調による症状につながっていきます。

 

つまり、スマホ首は自律神経失調症の原因となるのです。

 

当院には肩首こりだけでなく、上記のような自律神経症状でお悩みの方が多く来院されます。

そして、その大半の方はストレートネックや首のこり、緊張があります。

最近では「頚性神経筋症候群」という病名?があるほど、首が注目されています。

あなたの不調はスマホ首が原因かもしれません・・・

あなたは首のケアをされていますか?

 

次回はスマホ首のケアについてお伝えします。

 

 

”6月病”という言葉

「あなたらしい生き生きした毎日」を共に目指す治療院 ひかり堂院長の齋藤です。

 

今年ももう6月を迎えましたね。

月日が流れるのは本当に早いと感じます。

 

ということで、今日は“6月病”について。

先日 ラジオから「6月病」という言葉が聞こえてきました。

5月病は知っているけど、6月病・・・??という感じでした。

5月病は、以前にブログでも書かせて頂きましたが、5月の連休明け頃に心身の不調が現れるのに対し、5月ではなく、6月に、特に新社会人を中心に同じような状態になる人が増えており、「6月病」と呼ばれるようになったそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なぜ、6月に心身の不調を訴える人が増えてきたのでしょうか?

①新入社員の新人研修の期間を長くとる企業が増えてきたこと

②新しい職場・仕事・環境に慣れることに時間がかかるようになってきたこと

③ストレスを感じやすい、溜めこみやすい人が増えてきたこと

④気圧・気温・湿度の変化に敏感に反応する体質の人が増えてきたこと

 

ようやく新しい環境に慣れてきた6月頃にたまっていた疲れやストレスが心や身体の症状となって表れるのではないかと言われています。

 

さらに6月は梅雨に入るなど気候が不安定になることで気温や湿度、そして気圧の変動が大きく、自律神経が一層乱れやすくなることも6月病の要因になります。

 

当院にも先月は倦怠感や頭重感、めまい、やる気の低下、不眠、朝起きられないなどいわゆる5月病の症状を訴える新規患者さんが多くいらっしゃいました。(すべて新社会人ではない女性でしたが・・・)

共通点はやはり非常に生真面目でやや心配性といった性格。

心身の不調は「これ以上無理をするな!」というサインです。

ですから、いつもお伝えしているように、頑張りすぎず、“いい加減”を心掛けることが大切です。

 

規則正しい生活を心掛けながら十分に心身を休めて、また頑張れるようになったら頑張ればいいですから。

今は頑張らずに“顔晴れ!”

 

そして、自律神経の乱れにこそ鍼灸治療をどうぞ(^v^)

2018年6月2日 | カテゴリー : 自律神経 | 投稿者 : hikarido

不定愁訴の原因は?

「あなたらしい生き生きした毎日」を共に目指す治療院 ひかり堂院長の齋藤です。

 

今日は不定愁訴の原因についてお伝えします。

前回お伝えしたとおり、不定愁訴とは、心や身体に色々なつらい症状があるのに検査をしても原因がわからない状態ですので、医学的には病気ではないということ。

しかし、頭痛、肩こり、めまい、耳鳴り、不眠、動悸、倦怠感、疲労感、イライラ、不安感、やる気がでない、気分の落ち込み等自覚している症状は明らかに自律神経症状がおこっています。

従って、不定愁訴の要因は自律神経が乱れて交感神経と副交感神経の正常なバランスが保たれていないことが原因であるということになります。

そして、基本的に不定愁訴は「交感神経の過緊張」が続いていることが圧倒的多いのです。

 

そして、このブログで何度もお伝えしていますが、自律神経が乱れる最大の要因はストレスです。

 

ストレスというと精神的なものというイメージがありますが、精神的ストレスを含め大きくは4つあります。

1.精神的ストレス 

極度の緊張や不安、心配、苦痛、怒りなどによるもの。

2.構造的ストレス

骨盤や背骨・頚椎など骨格的なゆがみから神経の伝達や血流、脳脊髄液などの流れが悪くなり、脳にストレスを与えるもの。

3.科学的ストレス

PM2.5などの科学物質や花粉・黄砂、偏った食事による栄養素の過不足、過度な飲酒やたばこなど。

また、スマホやパソコン、Wi-Fi等の電磁波も心身に悪影響を与えているといわれています。

4.環境的ストレス

低気圧や暑い、寒い、冷たい、蒸し暑いなど気圧や気温、湿度によるもの。

日内変動が大きかったり、前日との差が大きいと心身に相当なストレスがかかります。

これからの季節では、例えばエアコンのよくきいた部屋から暑い屋外に出るだけでも相当なストレスとなります。

※また女性の場合 女性ホルモンバランスの乱れも自律神経が乱れる要因となります。

 

これらのストレスが複雑に重なりあって、精神的にも肉体的にも負荷がかかり自律神経を乱し、心身に様々な症状を引き起こしていきます。

 

そして、自律神経を整えるために「生活習慣を整えて、ストレスを溜めないように心掛けましょう」とよくいわれます。

 

しかし、生活していく上でストレスを感じないということはあり得ないと思います。

ストレスを溜めない方法ってあるのでしょうか?

次回はストレスを溜めない方法についてお伝えします。

2018年5月18日 | カテゴリー : 自律神経 | 投稿者 : hikarido

不定愁訴(ふていしゅうそ)

「あなたらしい生き生きした毎日」を共に目指す治療院 ひかり堂院長の齋藤です。

 

当院では初めて来院された患者さんには問診表にかなり詳しく心身の状態を書いて頂きます。

その問診表を元に20分~30分程度お話をお伺いしています。

昨日初めて来院された患者さん(Aさん 47歳女性)の問診表を見てちょっと驚きました。

「本日はどのような症状でご来院されましたか?」という項目に「不定愁訴(ふていしゅうそ)」と書かれていたのです。

 

「不定愁訴」という言葉は医療用語ですので、一般の方はあまり使うことはないと思いますが、Aさんのお仕事は医療関係ではなく、事務職でした。

 

ということで今日は「不定愁訴」についてお伝えします。

 

「不定愁訴」とはウィキペディアによると「頭が重い」、「イライラする」、「疲労感が取れない」、「よく眠れない」などの、何となく体調が悪いという自覚症状を訴えるが、検査をしても原因となる病気が見つからない状態のことで、患者さんからの訴え(主訴)は強いものの、その内容は主観的で変わりやすく、他人からみてもわかる客観的な所見(他覚症状)に乏しいのが特徴です。

 

つまり、様々な心身の不調があるのに、病院で色々な検査を受けてもどこも異常はなく、明確な診断ができないのが「不定愁訴」と呼ばれる状態の特徴となります。

そして、不定愁訴は特定の病名ではありません。

 

症状が一貫せず、医学的に原因を説明できないため治療も難しく、周囲からも理解されにくいため患者さんにとってとてもつらい状態なのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<不定愁訴の主な症状>

・頭痛 ・肩こり ・めまい・耳鳴り・不眠・動悸・息切れ・食欲不振・倦怠感・疲労感etc

・イライラ・焦燥感・不安感・気分の落ち込み・やる気の喪失etc

 

心にも身体にも様々な症状があるが原因はよくわからない・・・でも何か診断名をつけなければならないということで

 

全般性不安障害(身体表現性障害・パニック障害、適応障害等)

・軽度うつ病

・更年期障害

といった診断をされることがありますが、やはり「自律神経失調症」と診断されることが圧倒的に多いようです。

また、40代~50代のいわゆる”ゆらぎ期”の女性では「不定愁訴」を自覚する方の割合は実に60%程度もあるといわれています。

 

次回は不定愁訴の原因と治療についてお伝えします。

 

 

   
2018年5月14日 | カテゴリー : 自律神経 | 投稿者 : hikarido

「脳脊髄液」をご存知ですか?

「あなたらしい生き生きした毎日」を共に目指す治療院 ひかり堂院長の齋藤です。

 

突然ですが、あなたは「脳脊髄液」(のうせきずいえき)をご存知でしょうか?

今日はあまり聞き慣れない言葉だと思いますが、「脳脊髄液」についてお伝えします。

 

私が初めて「脳脊髄液」という言葉を知ったのはもう20数年前になります。

会社の同僚が交通事故にあってしまい、それ以来1年近く頭痛、めまい、吐き気、耳鳴り、倦怠感などに悩まされ、色々な検査をしてようやく「脳脊髄液減少症」と診断されたことでした。

交通事故の衝撃によって脳脊髄液が少しずつ漏れ出ていたことが要因だったそうです。

 

「脳脊髄液」とは脳から脊髄を包む膜の間を満たしている無色透明の体液のことで、

☆脳と脊髄を保護する

☆脳と脊髄を循環し老廃物を排泄する

という働きがあります。

 

 

<脳脊髄液の流れが悪くなると>

・脳が圧迫され「頭痛」がおこりやすくなり、悪化すると「水頭症」を引き起こす

・自律神経が乱れやすくなる(動悸、めまい、耳鳴り、不眠、倦怠感や精神的な不調)

・自然治癒力や免疫力が下がる

 

⇒ 脳脊髄液が滞ることなく正常に循環することが、健康な心身にとって非常に重要なのです!!

 

心身に様々な不調があるのに病院で検査を受けても「異常ありません」といわれ、途方に暮れている方がとても多いですが、あなたの不調は「脳脊髄液」の循環を改善すれば良くなるかもしれません。

 

ちょっとPRさせて頂きますが、当院では1回の治療の中で「鍼灸」と「整体」を組み合わせた施術を行っていきます。

そして、整体施術は

1.骨盤や背骨、頚椎(首の骨)のゆがみを整えること

2.脳脊髄液の循環を良くすること

を目的にしています。

そして、この「脳脊髄液」の循環を改善する整体施術と、鍼灸治療の組み合わせは非常に相性が良く、自律神経を整えるうえですごく相乗効果があると実感しています。

もしあなたが心身の不調があるのに検査しても「どこも異常はありません」といわれたのなら、一度ひかり堂にお越しくださいませ。

あなたと同じような状態でお悩みだった多くの方々が以前のような笑顔を取り戻しておられますので(^v^)

 

 

2018年5月8日 | カテゴリー : 自律神経 | 投稿者 : hikarido