こんにちは、ひかり堂の齋藤です。
昨日 NHKで「東洋医学 ホントのチカラ」という番組が放送されました。
鍼灸や漢方、太極拳など東洋医学に関する特集でした。
その中でパニック症(障害)や不安症など精神疾患の不安感や動悸・過呼吸に対して有効なツボを「心に効くツボ」として紹介されていました。
今日はそれを含めて当院でよく使うツボを紹介します。
それぞれのツボを少し痛気持ちいいと感じる強さで5秒くらい押してみてください。(1セット5回~10回)
① 内関(内関)
手首のしわから指3本分下で腱と腱の間。
息苦しさや不安感を感じた時に押してください。
この内関はお天気痛(雨天時の不調)や吐き気にも効果があります。
② 神門(しんもん)
小指側の手首のすぐ下の骨の内側の際のへこんだところ。
動悸や息苦しさ、不安感を和らげる効果があります。
③ 太衝(たいしょう)
足の親指と人差し指の間を甲側に撫でていき指が止まるところ。
ストレス解消のツボとして有名です。
④ 足三里(あしさんり)
膝の外側で指4本分下。
足三里は”気”の巡りを良くするツボとして有名ですが、胃の働きを強くする働きにも優れています。
そして、近年はハッピーホルモンの「オキシトシン」の分泌を高める効果が高いことが知られてきました。
番組内で、欧米ではパニック障害や不安症、うつ病など精神疾患の患者さんに薬物療法と鍼灸治療を併用していくことで改善率が高まるということが紹介されていました。
いずれのツボもセルフケアとしてご自身で簡単にできますので心の不調でお困りなら是非試してみてくださいね。
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