“たかが肩こり、されど肩こり”

こんにちは、ひかり堂院長の齋藤です。

今日も寒いですね、いよいよ冬本番という寒波がきているようですね。

突然ですが、肩や首凝ってますか?

冬は温暖な時期に比べると肩こり・首こりや筋緊張型頭痛が増えます。

やはり寒いと無意識に身体に力が入って、血流が悪くなってしまうのでしょうね。

 当院でも時々

・鉄の棒のように固くてまっすぐな首

・石のように固い肩まわりの筋肉

・鉄板のような動かない肩甲骨

というようなつらい状態で来院され「肩も首も背中もつらくて夜眠れないんです・・・」とおっしゃる患者さんがいらっしゃいます。

「もう何十年も肩こりなんで仕方ないかなと思ってますが、最近あまりにもつらいので・・・」とおっしゃいます。

<あなたは肩こりを「仕方ない・・・」と放置していませんか?>

 肩こりのおこるプロセスをもう一度おさらいすると                

 健康な状態から

⇒ 肩・首が疲労し、乳酸がたまり血流が悪くなる

⇒ 筋肉にコリやハリを感じはじめ、血管を圧迫することでさらに血流が悪くなる

⇒ ますます筋肉が固くなり骨盤や背骨が歪み、だんだん痛みを感じるようになる

⇒ さらに筋肉が硬くなることで痛みがどんどん強くなる

⇒ 神経を圧迫し腕や手に痺れを感じる

肩こりを放置してしまうと

・緊張型頭痛

・めまいや吐き気

・不眠

・精神的な不調(イライラ・気分の落ち込み)

などの症状がおこってくる場合が多くあります。

「腕や手の痺れ」は脳梗塞など重大な病気の可能性もありますので、必ずCTなどの検査をお勧めしますが、特に異常がない場合は肩こりを放置してきた結果

・頚椎症

・頚椎椎間板ヘルニア

・胸郭出口症候群

といった“病気”にまで進行してしていきます。(肩こりを放置したことがすべての要因ではありませんが・・・)

私は肩こりの状態(ステージ)を以下のように考えています。

健康な状態⇒(1)疲労⇒(2)こり・はり⇒(3)痛み⇒(4)しびれ

あなたの肩こりはどの段階にありますか?

疲労感や軽いはり・こりを感じる程度であれば、シップやマッサージで回復するでしょう。

 しかし、“たかが肩こり”とケアを怠り放置すればするほど症状は重くなり、他の症状や病気を引き起こす大きな要因となっていくのです。

そして、”鉄の棒のような首”、”鉄板のような肩甲骨”の状態で痛みや痺れを感じるようであれば、残念ながらもうシップや1回のマッサージで簡単に回復することは難しいでしょう。

 ”たかが肩こり”と軽く考えるのは本当に危険なのです。

肩こりこそ放置せず早目にケアし、頭痛やめまいなど他の症状がおこらないよう定期的にメンテナンスを続けることが重要です。

<おすすめのセルフケア>

☆ストレッチ

肩肩や首などのストレッチは大切です。

仕事の合間に少し背伸びや肩周りや首のストレッチを行うことを習慣にするといいと思います。

☆ストレッチポール

自宅では「ストレッチポール」がおすすめです。

これはほんとに優れモノだと思います。

こ甲骨周りがほぐれ、巻き肩や骨盤、背骨の歪みの解消にもすごく効果がると思います。

☆レンジでチンするカイロ

レンジでチンするカイロ?の「あずきのチカラ首肩用」という商品です。

15分程度ですがじんわりと暖かく心も身体もリラックスできて、私はコレで何回も頭痛から解放されました。

このメーカーさんとは何の関係もご縁もありませんが、肩こり・首こり、緊張型頭痛でお困りの方にこの商品は本当にオススメアイテムです。

長時間のPC作業やスマホ使用、ストレスの多い方は一度試してみてください。

機械や車でも定期的にメンテナンスを行うことで故障を防ぎ、長い間性能を維持できます。

万一故障しても、機械なら部品を交換すれば済みますが、人の身体は部品交換するわけにはいかないのですから是非ケアをしてあげてください。

それでもなかなか良くならない重症の場合は鍼灸治療を受診してくださいね。

  鍼灸治療は鎮痛作用や血流改善に非常に効果があり肩こりの緩和を得意としています。

あなたの肩こりケアに、是非鍼灸治療も選択肢に入れてくださいね。

それでは お大事に(^v^)

スマホ首のセルフケア

「あなたらしい生き生きした毎日」を共に目指す治療院 ひかり堂院長の齋藤です。

今回はスマホ首のケアについてお伝えします。

まず、スマホ首(ストレートネック)になってしまうと、そう簡単には本来の前弯(カーブのついた)首には戻りません。

しかし、毎日のセルフケアによって今以上に悪化させず、そして少しづつ本来のカーブを取り戻していくことができます。

<自宅でできるセルフケア>

①タオル枕

(※写真はバスタオルではありません)

バスタオルをクルクルと棒状に丸め、首に下にいれて3分~5分ほど寝る。

タオルの高さで首にカーブをつけていきます。

(※このタオル枕で眠らないようにしてください。逆に首を痛める場合があります)

②首のストレッチ(上向き・横向き(左右)・横に倒す

長時間うつむいた状態で固定されている筋肉をストレッチすることで、首の動きを取り戻していきます。

からだの軸を動かさないようにして、上向き・横向き(左右)・側屈(左右に倒す)それぞれ10秒づつくらいキープしてください。

③スマホは目線の高さで操作する

スマホを操作する時は、うつむかずに、背筋を伸ばして目線の高さで見るように心掛けましょう。

タレントの熊田曜子さんはこれを実践しているらしいですよ。

何度もお伝えしておりますが、スマホ首は単なる肩こりや首こりだけでなく、自律神経症状やメンタル疾患の要因になるほどの重大な状態です。

放置せずに、毎日少しだけケアすることが、1年後、3年後、5年後のあなたの健康につながっていきます。

1日5分だけスマホ首のケアに時間をとってあげてくださいね。

スマホ首が自律神経を乱す?

 

「あなたらしい生き生きした毎日」を共に目指す治療院 ひかり堂院長の齋藤です。

今日から12月。

早いものでことしも残り1ヶ月となりました。

2020年は日本のみならず世界にとって大変な1年になりましたが、必ずこの新型コロナウィルスに打ち勝っていけると信じています。

 

さて、11月も頭痛・肩首こり・めまい・不眠・メンタルの不調等様々な症状の患者さんが来院されました。

中でも「頭痛・肩こり・めまい」という同様の症状で高校生が2名来院されたのは印象的でした。

私が高校生の頃は、まわりには肩こりや頭痛で悩んでいる人はいなかったのになぁ・・・

 

この高校生に限らず、ご来院頂く患者さんに共通しているのは「スマホ首(ストレートネック)」であることです。

ということで今日は最近よく耳にする「スマホ首」について。

人間の首は本来はS字カーブになっていて、頭の重みをうまく吸収・分散する構造になっています。

それが、長時間のスマホ使用やパソコン業務によって、寝ている時間以外はほとんどうつむいているような生活になっている方が多くいらっしゃいます。

 

そんな生活を続けているうちに首のS字カーブがだんだんとまっすぐな状態になっていきます。

 

これを「スマホ首・トレートネック」と呼んでいます。

 

この状態になると、頭の重みをまともに頚椎が受け止めることになり、首回りの筋肉や神経に大きな負担が掛かります。(頭は身体の約10%弱ほどの重みがあります)

 

首や肩に負担がかかる

筋肉が疲労する

首・肩などの血流が悪くなる

首・肩の筋肉が固くなる(コリ)

さらに血流が悪くなる

痛みや痺れを感じるようになる

 

しかし、実はそれだけではありません。

 

首の血管や神経が圧迫されることで

・筋緊張型頭痛・片頭痛

・めまい

・耳鳴り・難聴

・不眠、動悸、息苦しさ

・イライラ、不安感、抑うつ感などメンタル症状

などいわゆる自律神経の不調によるつらい症状につながっていきます。

 

つまり、スマホ首は自律神経失調症の原因にもなるのです。

 

最近では「頚性神経筋症候群」という病名?があるほど、首が注目されています。

 

あなたの不調はスマホ首が原因かもしれません・・・

あなたは首のケアをされていますか?

 

次回はスマホ首のケアについてお伝えします。

 

 

2020年12月1日 | カテゴリー : 肩こり | 投稿者 : hikarido

女性に肩こりが多い5つの理由

 

こんにちは ひかり堂院長の齋藤です。

 GWはいかがお過ごしでしょうか?

三重は伊勢の“菓子博”が盛り上がっています!(行ってませんが・・・)

 

さて、今日は肩こりが女性に多い理由についてです。

 ある調査によると肩こりを感じている女性の割合は男性の1.5倍もあるそうです。

 なぜ肩こりは女性に多いのでしょうか?

 <女性に肩こりが多い5つの理由>

 1.肩や首の筋肉量が少なく、肩や首への負担が大きい

2.身体全体の筋肉量が少なく、冷え症になりやすい

3.長時間のPC作業などデスクワークが多く、姿勢が悪くなりやすい

4.ホルモンバランスの乱れの影響を受けやすい

5.ストレスを感じやすく、自律神経が乱れやすい

 

まず体格的に男性よりも筋肉量が少ないので、肩や首への負担は大きくなります。

また、全体の筋肉量自体も少ないので、熱産生が悪く、どうしても冷え症になりやすい傾向にあります。

そして、 長時間のデスクワークでは

・脚を組むことにより骨盤がゆがむ

・前傾姿勢になり頭が前にでるため「ストレートネック」になりやすい

・肩が内側に入る「巻き肩」になりやすい

 

☆骨盤のゆがみ

☆ストレートネック

☆巻き肩

は肩こりの決定的な3大要因です。

これらの身体的な理由からどうしても血流が悪くなりやすく、肩こりになりやすいのです。

 

そして女性特有の“生理周期”によって女性ホルモンのバランスの変化やストレスによる自律神経の乱れによる影響から交感神経が過緊張状態となり、血管は収縮し血流が悪くなることで肩こりになりやすくなります。

 

つまり、女性には身体的な問題だけでなく、内側にも肩こりになる要因があるということです。

したがって女性の肩こりは筋肉を揉むだけでなく、内側の要因(女性ホルモン・自律神経)にもアプローチしなければ根本的に解消しないのです。

 

 “たかが肩こり、されど肩こり”・・・ 奥が深いのです。

 そして”たかが肩こり”だからといって身体のケアを怠り、肩こりを放置しておくと様々な病気を引き起こすリスクが高まってしまいます。

 普段から軽い運動やストレッチなど身体のケアを意識してくださいね。

 

”巻き肩”は万病のもと

 

こんにちは、ひかり堂院長の齋藤です。

今日は真冬に逆戻りしたような寒さでしたね。

無意識に背中を丸め、肩に力が入ってしまった方も多かったのでは
ないでしょうか?

ということで今日は巻き肩について。

巻肩とは肩が前に出て、さらに内側に捻じれた状態のこと。

いわゆる猫背にようにみえる姿勢です。

最近 年齢を問わず巻き肩の方が多いと感じます。

特にデスクワークで長時間パソコンを使う方や10代~20代の若い世代を中心とした”スマホ”が手放せない”方のほとんどが巻き肩といっていいほど多いです。

 

これはデスクワークでPCを操作する姿勢やスマホを見る姿勢が、自然と肩が内側に巻き込まれるような姿勢になるからです。

巻き肩は肩こりや頭痛の大きな要因です!!

しかし、それだけではなく、

☆自律神経が乱れやすくなる

☆からだの代謝が悪くなる

☆内臓の下垂による便秘

☆女性は気になるバストのトップ位置が下がる・・・etc

健康面・美容面にも悪影響を及ぼします。

 

巻き肩かどうかの簡単なチェック法は、鏡の前に自然にリラックスして立ち、手のひらが後ろ側、手の甲が前を向いていたら要注意です。

手の甲を前に向けると肩が内側に入ります。

自然な状態で立って手の甲が前を向くのは肩が内側に巻いているということになります。

 

巻き肩の解消法はいろいろとありますが、私が最もおすすめは

ストレッチポール

です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

巻き肩だけでなく、姿勢と心のリラックスにも非常に効果があると感じています。

当院も患者さんの状態によっては、施術の中で取り入れています。

興味のある方はネットで検索してみて下さい。

ユーチューブでの動画もあります。

そして肩こりがつらい時は是非ひかり堂にご来院下さいませ。
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【三重県松阪市】はり きゅう 整体 ひかり堂
http://hikarido.net/
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