「あなたらしい生き生きした毎日」を共に目指す治療院 ひかり堂院長の齋藤です。
今日から12月。
早いものでことしも残り1ヶ月となりました。
2020年は日本のみならず世界にとって大変な1年になりましたが、必ずこの新型コロナウィルスに打ち勝っていけると信じています。
さて、11月も頭痛・肩首こり・めまい・不眠・メンタルの不調等様々な症状の患者さんが来院されました。
中でも「頭痛・肩こり・めまい」という同様の症状で高校生が2名来院されたのは印象的でした。
私が高校生の頃は、まわりには肩こりや頭痛で悩んでいる人はいなかったのになぁ・・・
この高校生に限らず、ご来院頂く患者さんに共通しているのは「スマホ首(ストレートネック)」であることです。
ということで今日は最近よく耳にする「スマホ首」について。
人間の首は本来はS字カーブになっていて、頭の重みをうまく吸収・分散する構造になっています。
それが、長時間のスマホ使用やパソコン業務によって、寝ている時間以外はほとんどうつむいているような生活になっている方が多くいらっしゃいます。
そんな生活を続けているうちに首のS字カーブがだんだんとまっすぐな状態になっていきます。
これを「スマホ首・ストレートネック」と呼んでいます。
この状態になると、頭の重みをまともに頚椎が受け止めることになり、首回りの筋肉や神経に大きな負担が掛かります。(頭は身体の約10%弱ほどの重みがあります)
首や肩に負担がかかる
⇓
筋肉が疲労する
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首・肩などの血流が悪くなる
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首・肩の筋肉が固くなる(コリ)
⇓
さらに血流が悪くなる
⇓
痛みや痺れを感じるようになる
しかし、実はそれだけではありません。
首の血管や神経が圧迫されることで
・筋緊張型頭痛・片頭痛
・めまい
・耳鳴り・難聴
・不眠、動悸、息苦しさ
・イライラ、不安感、抑うつ感などメンタル症状
などいわゆる自律神経の不調によるつらい症状につながっていきます。
つまり、スマホ首は自律神経失調症の原因にもなるのです。
最近では「頚性神経筋症候群」という病名?があるほど、首が注目されています。
あなたの不調はスマホ首が原因かもしれません・・・
あなたは首のケアをされていますか?
次回はスマホ首のケアについてお伝えします。
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