めまいに鍼灸治療が有効な理由

昨日は全国的に雪でしたね。

松阪はちらついた程度でしたが、四日市など北勢エリアはまるで雪国のような積雪でした。

今さらながらですが、三重県は南北に長いですね。

 

今日はめまいに対する鍼灸治療についてです。

あまり知られていないのが残念ですが、実はめまいに対して鍼灸治療はとても有効です。

それはめまいの原因に対し的確にアプローチできるからなのです。

 

めまいの原因のついてはこれまでお伝えしてきましたが、鍼灸治療では主に以下の3点を行っていきます。

①内耳の血流を改善する

②首・肩の筋緊張を緩める

③自律神経のバランスを整える

 

耳の周辺にはいくつかのツボがあります。

そのツボに直接鍼をしていくことで内耳自体の血流を改善していきます。

また、首や肩へ鍼をしていくことで筋肉の緊張を緩め、脳へ繋がる動脈の流れを改善していきます。

これらはマッサージなどでも対応できるかもしれませんが、鍼は深層筋(深いところにある筋肉)に直接アプローチすることができるのです。

(鍼治療は緊張型頭痛に対しても圧倒的な高い効果をだしていますが、これは深層筋へ直接アプローチできるからだと思います。)

 

そして、めまい治療の重要なポイントである「自律神経の調整」は鍼灸が最も得意としています。

当院でも患者さんの多くは、めまいが発症したきっかけは様々な理由によって“過度なストレス”がかかってしまったことによる自律神経の乱れが大きな要因になっています。

 

自律神経の調整には患者さんのからだの状態によりツボを選んでいきますが、主に背中やお腹、手足にあるツボに鍼や灸をしていきます。

手足などのツボに鍼や灸の刺激を入れることで“経絡”という通路を通り問題のある臓腑の働きを改善し、「気・血・水」を頭から末端まで全身に巡らせることであなたが本来持っている”治る力”(自然治癒力)が高まり、あなた自身の力で回復していきます。

 

つまり、鍼灸治療はめまいの原因である局所(内耳)と自律神経の両面にアプローチができることで、高い改善効果をだせるということです。

めまいでお悩みの方は是非一度鍼灸治療を受けてみてください。

あなたの悩みを解決してくれるのは、意外にも近くの○○鍼灸院かもしれませんよ。

めまいの原因別病名(脳・その他)

明けましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

本日よりブログを再開させて頂きます。

今日はめまいの原因別病名のパート2です。

 

(☆脳が原因によるめまいの主な病名)

<①脳梗塞・脳出血>

脳梗塞や脳出血がおこると小脳や脳幹に十分な血液が運ばれず、機能障害となり回転性のめまいが起こります。

生命に関わる深刻な事態を招くことが多くあります。

<②聴神経腫瘍>

からだの平衡感覚を司る前庭神経に腫瘍ができることでめまいが起こります。

主に浮動性のめまいや平衡障害が起こり、難聴や耳鳴り、頭痛などが生じます。

<③椎骨脳底動脈循環不全症>

首から脳へとつながる椎骨動脈と脳底動脈の血流が悪くなることで脳に十分な血液が運ばれないことが原因で起こります。

回転性のめまいが多く、視界が悪くなったり、吐き気、腕などのしびれを感じることが多くあります。

難聴な耳鳴りはほとんどないといわれています。

 

(☆その他の原因によるめまいの病名)

<①起立性低血圧症>

横になっていたり、座った姿勢から急に身体を起こした時(立ち上がった時)に血圧が下がることで起こります。

<②心因性めまい>

ストレスや不安、心配事などにより自律神経が乱れることが原因で起こります。

めまいの他、肩こりや不眠、手足のふるえ、動悸など様々な症状が現れることが特徴です。

<③頚性めまい>

首を動かした時(回したり、反らしたり、伸ばしたりした時)に起こります。

主に頚椎や首まわりの筋肉、靭帯の異常などで、脳への血流が悪くなることが原因です。

めまいの他、腕や手のしびれ、肩こり、首こりなど様々な症状が起こってきます。

<④脳脊髄液減少症>

脳と脊髄の間の「くも膜下腔」という空間を満たしている脳脊髄液という液体が頭部への強い刺激などによって減少する(漏れ出す)ことにより起こります。

めまいの他、頭痛、耳鳴り、吐き気、耳鳴り、視力低下、倦怠感など様々な症状が起こってきます。

特に頭痛は「起立性頭痛」という起き上がると頭痛が増強する特徴的な頭痛が起こります。

 

その他にも高血圧や低血糖症、不整脈やいわゆる自律神経失調症などでもめまいの症状がおこります。

 

めまいというひとつの症状でも原因がいくつもあり、診断名もたくさんあるのです。

 

次回はめまいの治療についてお伝え致します。

めまいの原因別病名(内耳)

 

今日でクリスマスも終わり、いよいよ今年も残り1週間となりました。

残り1週間も健康でお過ごしくださいね。

今日は内耳が原因のめまいの病名(診断名)についてお伝えします。

 

耳が原因によるめまいの代表的な病名は以下の3つです。

 

<①良性発作性頭位めまい症>

内耳の前庭という場所にある耳石がはがれ、平衡感覚を保つ三半器官に入り込むことが原因でおこる。

頭を動かしたり、特定の位置にすると回転性めまいがおこりますが、数秒から数十秒でめまいは消失します。

めまいの中で最も多い病気で、約30%~50%を占めるといわれています、。

<②メニエール病>

内耳を満たしている液体の「内リンパ」が増えすぎた状態になること(内リンパ水腫)が原因でおこる。

激しい回転性めまいと吐き気や耳鳴り、難聴などの症状を伴います。

めまいは数時間から数日続くこともあり、悪化すると重度の難聴や耳鳴りになることがあります。

 

<③前庭神経炎>

内耳にある、からだの平衡感覚の情報を脳へ伝える働きをする前庭神経が炎症を起こすことが原因でおこる。

風邪をひいた後に発症することが多いため、ウィルス感染や血液の循環が悪くなってしまうことが原因で炎症がおこってしまうのではないか考えられています。

吐き気をともなう激しい回転性のめまいが数日続きますが難聴は耳鳴りはありません。

発症から1週間程度は歩行も困難になることが多いといわれています。

 

良性発作性頭位めまい症や前庭神経炎は抗めまい薬の服用や理学療法、平衡訓練で比較的早い時期に回復していくケースが多いです。

 

一方メニエール病は過度なストレスにより発症・悪化することが多く、完治までにはある程度時間がかかるといわれています。(半年~数年)

 

やはり、過度なストレスは万病の元なのですね・・・

 

次回は脳やその他の原因によるめまいの病名についてお伝えします。

めまいの正体とは?

こんには、ひかり堂院長の齋藤です。

昨日はめまいを訴える患者さんが続けて来院されました。

めまいは日常生活に著しい支障をきたすほど本当につらい症状で、
耳鳴りや吐き気、倦怠感など他の症状を伴うことが多いのが特徴です。

ということで、今日からはめまいについて書いていこうと思います。

 

めまいには大きく3種類あります。

1.回転性のめまい → ぐるぐる回るような

2.浮遊性のめまい → ふわふわと浮いているような

3.立ちくらみなど

 

そして、めまいの原因もいくつかあるのです。

主な原因は以下の5つ。

①内耳の異常
 平衡感覚を司る三半器官や前庭神経の障害や機能の低下

②脳の異常
 小脳や脳幹での血管の詰まり、出血、腫瘍など

③耳や脳以外の全身の身体的な理由
 高血圧や起立性低血圧、貧血、血液の循環不全など

④自律神経の乱れ

⑤薬の副作用

 

当院でもめまいを訴える患者さんは非常に多いのですが、めまいも鍼灸治療
が得意としている症状のひとつです。

しかし、原因によってはすぐに専門機関で検査を受けたほうが良い場合もあります。

 

ひとことで”めまい”といっても、原因や種類が異なるため、結局「めまいの正体はこれ」という結論は出せませんでした。

すいません、、、

 

次回は原因別の診断名や症状についてお伝えします。