がん患者さんの講演会に参加して感じたこと

松阪市の「自律神経」と「女性ホルモン」のバランスを整える鍼灸院・整体院

“心とからだのトータルケア”ひかり堂院長の齋藤です。

 

昨日はがん患者さんの会の「めぐみの会」の織田代表の講演会に参加させて頂きました。

非常に有意義な内容でしたので、ブログでシェアさせて頂きます。

織田代表自身も10年前に食道がんを患いながらがんを克服し、現在はがん患者さん同士の交流&サポートする活動を行っています。

その織田さんの多くの経験・体験から「がんが治る人」には3つのパターンがあるというお話がありました。

①「もうダメだ」とあきらめ死を受け入れることで、過去から解放され今を楽しむことができた人

②何の根拠もなく“治る”と信じることができた人

③生活改善を行うことで習慣が変わった人

この方達の共通点は「がんに囚われない心」に変わっていることだそうです。

講演では「がんは潜在意識が作り出す病である」というお話がありました。

がんになった原因はいろいろあるけど、原因があってがんになったのではなく、がんという結果を作る為に原因となる行為をするからだそうです。

だからあまりに「治す」ことにこだわると常に「今は悪いのだ」という潜在意識が出来上がり、逆に「自分は悪い、自分はがんなのだ」という暗示をかけてしまうのだそうです。

「治す」ことへの執着が良くないというのは理解できるような、やっぱり理解できないような不思議な感覚になりましたが、病気に限らず日常の生活においても潜在意識というものがすごく重要なのだということはしっかりと理解できました。

そして、普段何気なく使う言葉も同じように潜在意識に刷り込まれていくのだそうです。

「楽しい」、「嬉しい」、「ありがたい」、「気持ちいい」・・・そんな言葉を多く使っていると潜在意識はそのような結果になるような思考や行動を起こさせるように働くそうです。

皆さんもよくない言葉や考え方を潜在意識に刷り込んでしまっていることはないでしょうか?

 

今回の講演会は「治すな直せ、直せば治る!」というタイトルでした。

言葉使い、考え方、習慣・・・直していくことでいろいろなことが治るということをしっかりと胸に刻んでおきたいと思います。