ホルモン補充療法(の副作用とリスク

ゆらぎ女性の心とカラダの不調を癒す専門院 ひかり堂院長の齋藤です。

 

今日はHRT(ホルモン補充療法)のリスクについてお伝えします。

 

HRTの治療開始の初期には

・乳房のはり

・下腹部の痛み

・おりものの増加

              ・吐き気、頭痛

など様々な副作用がおこる場合があります

 

またエストロゲン投与によって増殖した子宮内膜に対して、黄体ホルモン(プロゲステロン)を服用することで「消退出血」を起こさせるため閉経後でも生理のような「不正出血」を伴う場合が多くあります。

これらはは身体がHRTに慣れていないためにおこる症状で身体がなれてくるとおさまってくることが大半です。

しかし、症状には個人差があるので、気になる場合は必ず担当医に相談し、服用・使用するHRTの種類や量、頻度を調整するなどの指示を受けてください。

 

<HRTのリスク>

・肝臓への負担

飲み薬の場合、胃腸を経由し肝臓を通過するため肝機能に負担がかかる可能性があります。

肝機能に不安がある場合は飲み薬ではなく、貼り薬など肝臓を経由せずに血中に入るタイプを選択します。

・子宮ガン

上述のとおり、エストロゲン単剤での長期投与は子宮内膜を増殖させ、子宮体ガンのリスクが高まる可能性があります。

最近の研究ではHRTによって乳がんのリスクが高まることはないという報告があります。

<HRTができない又は注意が必要なケース>

・乳がんや子宮体ガンの治療中または既往歴がある

・心筋梗塞や動脈硬化の既往がある

・重度の肝機能障害がある

・原因不明の不正性器出血がある

・妊娠している可能性がある

これらに該当する場合はHRT治療は慎重に行う必要があります。

 

HRT治療を受けている割合は欧米では30%~40%に対し、日本ではわずか2%弱といわれています。

2%弱という数字はあまりに少なさすぎますよね。

HRTは更年期のつらい症状軽減には比較的即効性があり、症状が軽減することで生活の質が改善することが最大のメリットと考えています。

・仕事や家事などが普通のこなせる

・外出や人に合うことのためらいやおっくうさが消え、趣味や旅行などを楽しめる

HRT(ホルモン補充療法)は副作用やリスクを伴うことは事実ですが、婦人科の専門医とよく相談しながら治療を行っていけばかなり副作用やリスクは軽減できると思います。

今あまりにも症状の重い方、つらい方はHRT(ホルモン補充療法)を検討されてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

 

ホルモン補充療法(HRT)とは?

松阪市の「自律神経」と「女性ホルモン」のバランスを整える鍼灸院・整体院

“心とカラダのトータルケア” ひかり堂院長の齋藤です。

 

今日来院された患者さん(Aさん 50歳)は「人生2度目の25歳になったけど、2回目の25歳の身体はかなりガタがきてます・・・」と話されました。

素晴らしい表現ですよね、2度目の25歳!!

けど、2度目の25歳はかなりガタがきているんですか??

でも大丈夫ですよ、25歳ですから。

 

さて、今日はホルモン補充療法についてお伝えします。

<ホルモン補充療法(HRT)とは?>

閉経前後で卵巣機能が衰え、エストロゲンの急激な分泌の低下に対して、必要最低限のホルモンを補充する治療法で、ある程度即効性もあり更年期障害の治療では最も主流といわれています。

特に

☆ホットフラッシュ・発汗異常・動悸・息切れ

☆委縮性膣炎(膣粘膜が委縮し乾燥する)・性交痛・皮膚の乾燥やかゆみ

☆おりものの異常

などは比較的早く効果が実感できることが多いようです。

 

<注意点>

エストロゲンだけを補充していると、子宮からの出血などの副作用をともない、子宮体がんのリスクを高める可能性があるあるため、それを防ぐためにプロゲステロン(黄体ホルモン)を投与することが一般的となっています。

子宮を摘出しているかや症状、閉経時期、年齢などによって組み合わせていきます。

 

 

<HRTの種類>

HRTの種類は主に3種類あります。

 

1.飲み薬 - 胃腸から吸収され肝臓を通って血液中に入る

2.貼り薬 - おへその横や腰に貼る。皮膚から血液中に入る

3.塗り薬 - ジェル剤を塗ることで皮膚から血液中に入る

 

どのタイプのHRTを選択するかは検査の数値や症状の程度、年齢など様々な要因を考慮して専門医が提案してくれます。ご自身の希望と専門医の意見を十分に検討した上で決めて頂きたいと思います。

次回はHRTの副作用やリスクについてお伝えしていきます。

更年期障害の代表的な3つの治療法

松阪市の「自律神経」と「女性ホルモン」のバランスを整える鍼灸院・整体院

“心とカラダのトータルケア” ひかり堂院長の齋藤です。

 

今日は更年期障害の治療法についてお伝えします。

更年期障害の治療法は大きくは3つの方法が主流となっています。

1.ホルモン補充療法(HRT)

2.漢方

3.抗うつ剤・抗不安薬とカウンセリングなど心理療法

HRTは服薬や注射などで直接女性ホルモンを補充していく方法であり、最も即効性があるといわれています。

漢方は女性ホルモンは増えませんが、エストロゲンの減少という身体の変化による自律神経症状を穏やかに緩和していきます。

また、特に抑うつ感や不安感、イライラなど精神的な症状が強い場合には抗うつ薬や抗不安薬、精神安定剤などが処方されます。

それぞれ専門医による診断と治療が行われ、基本的には保険適用となっています。

更年期障害の症状がでやすい期間は閉経の前後5年の計10年間くらいあるので一般的には治療期間は最低でも数年間となります。

最近ではエストロゲンに似た働きをする「エクオール」という成分のサプリメントも多く販売されており治療の選択肢のひとつとなってきています。

それぞれにメリット・デメリットがありますので、ご自身の希望も含めて専門医とよく相談してどの治療を選ぶかを決めていく必要があります。

 

 

 

次回は「ホルモン補充療法」についてお伝えしていきます。

 

更年期障害を評価する方法② 女性ホルモン値の検査

松阪市の「自律神経」と「女性ホルモン」のバランスを整える鍼灸院・整体院

“心とカラダのトータルケア” ひかり堂院長の齋藤です。

 

今日は「女性ホルモン値の血液検査」についてお伝えします。

血液検査によって女性ホルモンの数値を測定することは、今の自分の女性ホルモンの状態がわかり今後の治療について大きな指標になります。

 

おさらいですが、女性ホルモンは脳から指令によって分泌されます。

1.視床下部というところから「性腺刺激ホルモン放出ホルモン」が分泌される 

2.下垂体というところから「黄体形成ホルモン(LH)」と「卵胞刺激ホルモン(FSH)」が卵巣にむけて分泌される

3.卵巣から「エストロゲン」と「プロゲステロン」が分泌される

 

そして、更年期障害についての女性ホルモン値の検査は以下の3つの数値を調べることが一般的となっています。

1.エストラジオール(E2)

2.卵胞刺激ホルモン(FSH)

3.黄体形成ホルモン(LH)

 

 

☆エストラジオール(E2)検査

エストロゲンの主成分であるエストラジオールの濃度を測定することで、卵巣機能の状態や更年期・閉経の可能性などがわかります。

E2の数値が低いほど卵巣機能が低下していることが推測され、30代~40代前半では(月経周期が正常な時)E2の数値は70~200(pg/ml)程度ですが、閉経後は20(pg/ml)以下まで低下していきます。

そして50(pg/ml)以下になってくると更年期障害の症状がでやすいと考えられています。

ただし、月経がある場合は月経周期のどの時期に検査したかによって数値が変動しますので、他のホルモンの数値(卵胞刺激ホルモン、黄体形成ホルモン)も見る必要があります。

☆卵胞刺激ホルモン(FSH)検査

卵胞刺激ホルモンは脳の下垂体前葉という場所から分泌されるホルモンで、エストロゲンの分泌量が減るともっとエストロゲンを出させようとするため分泌量が増えます。一般的にはエストロゲンの分泌が低下し始める40代前半くらいから徐々に上がっていきます。

☆黄体形成ホルモン(LH)検査

黄体形成ホルモンとは、卵胞刺激ホルモン(FSH)と同様に脳の下垂体前葉という場所から分泌されるホルモンで排卵やプロゲステロンの分泌を促す働きをします。

 

エストロゲンの分泌量が低下すると黄体形成ホルモンの分泌量は増えるようになります。

つまり、卵巣の働きが低下しエストロゲンの分泌量が減ると卵胞刺激ホルモン(FSH)や黄体形成ホルモン(LH)の分泌が増えるのです。

従ってE2の数値が低く、LH、FSHの数値が高くなることが更年期の大きな特徴であり、その数値がそれぞれの基準値を下回ったり、上回ったりしていれば更年期障害の疑いがあるということになります。

 

女性ホルモン値の血液検査にかかる費用は5,000円~10,000円程度ですので、更年期の症状がつらく、簡易更年期指数でも51点以上であれば是非一度きちんと検査を受けることをお勧めします。

 

 

 

 

更年期障害を評価する方法① 簡易更年期指数

松阪市の「自律神経」と「女性ホルモン」のバランスを整える鍼灸院・整体院

“心とカラダのトータルケア” ひかり堂院長の齋藤です。

 

女性って「もう歳なんで・・・」っていう言葉をよく使いますよね?

昨日ご来院頂いた患者さん(Kさん 32歳 女性)も会話の中で「もう歳なんで・・・」とおっしゃいました。

「32歳で歳なんですか?」とお聞きしましたら、「私昭和生まれなんで、平成の子から見たらもうおばさんですよ」ですって。

昭和といってもKさんは昭和60年生まれなので平成生まれみたいなものだと思いますが、何かが違うのでしょうね。

お笑い芸人の平野ノラさんのギャグは平成生まれの方達にはどう映るのでしょうか?

「しもしも~」とか「シーマ転がしてきた」とか「クロマティ」とか(笑)

私の青春時代はちょうどバブル全盛期でしたが、バブル期を謳歌してきた方々は今まさに更年期ど真ん中にいるんですね。

 

余談が長くなってしまいましたが、今日は簡易更年期指数(SMI)についてお伝えします。

簡易更年期指数(SMI)とは以下の表に基づいて自分で簡単に更年期の不調をチェックする方法で、10項目あり、それぞれを強弱で点数化していきます。

 

 

 

 

 

1.顔がほてる

10

6

3

0

2.汗をかきやすい

       

3.腰や手足が冷えやすい

       

4.息切れ、動悸がする

       

5.寝付きが悪いまたは眠りが浅い

       

6.怒りやすく、すぐにイライラする

       

7.くよくよしたり、憂うつになることがる

       

8.頭痛・めまい・吐き気がよくある

       

9.疲れやすい

       

10.肩こり・腰痛・手足の痛みがある

       

合計点

 

 

点数

結果

0~25点

異常なし

26~50点

食事・運動に注意

51~65点

婦人科(更年期・閉経外来)を受診すべき

66~80点

長期にわたる計画的な治療が必要

81点以上

各科の精密検査に基づいた長期の治療が必要

 

自己評価による合計点を診断の参考し、51点以上が治療の目安となります。

また、点数が51点以下でも特定の項目が「強い」と感じる場合は治療を検討した方がいいかもしれません。

そして、その症状が女性ホルモンの分泌の低下による更年期障害であるかを確定するためにも「女性ホルモン値」を測定することが望ましいと思います。

興味のある方は一度チェックしてみてくださいね。

 

次回は「女性ホルモン値」についてお伝えします。

更年期障害の2つの評価法

松阪市の「自律神経」と「女性ホルモン」のバランスを整える鍼灸院・整体院

“心とカラダのトータルケア” ひかり堂院長の齋藤です。

 

今日から11月、今年も2ヶ月となりました。

もう台風もこないでしょうから、しっかり“秋”を楽しみたいですね。

 

さて、今日は更年期障害の評価の方法についてお伝えします。

 

生理不順や頭痛・肩こり・めまい・ほてり・動悸・不眠・イライラ・不安感・抑うつ感・・・

これらの症状は更年期障害による症状なのか、その他の要因によるものなのかを理解することはとても大切です。

 

更年期障害に限らず、様々な症状について原因がわかることで気持ちが楽になり、治療に前向きになる患者さんが多いと感じています。

 

先日もめまいと動悸、ひどい倦怠感でお悩みの43歳の女性(Aさん)からこんなお話をお聞きしました。

「先週婦人科で女性ホルモンの数値を検査してもらったら、E2(エストロゲン)の分泌が少ないといわれ、この歳でもう更年期障害なのかとショックも受けたけど、原因がわかってなんだかホッとした」

そうなんですよね、自分の症状の原因がわかるとすごく安心しますよね。

 

更年期症状を引き起こす要素は以下の3つといわれています。

1.女性ホルモンの低下

2.性格・気質・気性(あまりに気まじめなタイプは危険)

3.家庭や仕事・人間関係などのストレス

女性ホルモンの分泌の低下は40歳を超えると避けられないことですが、実際には更年期障害の症状がほとんどない方もたくさんいらっしゃいます。

その他の要因をうまくコントロールできれば更年期の症状は日常生活に支障のないレベルでおさまることも多いということになります。

 

今の自分の症状が更年期障害なのかどうかを判別する方法が2つあります。

1.簡易更年期指数(SMI)― 10項目の症状の強さを4段階で数値化したもの

2.女性ホルモン値 - 血液検査による女性ホルモン値を測定

 

簡易更年期指数(SMI)で点数をチエェックし、SMIの点数も高く症状も強くて気になるようなら、女性ホルモンの数値を測定してもらうという順番になります。

この2つの数値とご自身の症状を合わせて客観的に判断し、今後の治療について検討していくという流れが一般的となっています。

 

それぞれの検査の詳細についてはまた後日紹介させて頂きます。

 

次回は簡易更年期指数(SMI)の詳細についてお伝えします。

更年期障害とセックスの関係

松阪市の「自律神経」と「女性ホルモン」のバランスを整える鍼灸院・整体院

“心とカラダのトータルケア” ひかり堂院長の齋藤です。

 

今回は更年期障害とセックスとの関係についてお伝えします。

日本人は世界的にみてセックスレスの夫婦・カップルが多いそうですが、特に40代・50代の夫婦・カップルの半数以上はセックスレスといわれています。

そんな現状なので、「定期的にセックスの機会がある女性は更年期障害の症状が軽い」とか「セックスすると女性ホルモンの分泌が盛んになる」とかいわれたりしていますが、これは本当なのでしょうか?

これらはいわゆる“都市伝説”のようなもので科学的・医学的にきちんと証明されていることではありません。(少なくとも私はそのような医学的に証明されたものは知りません)

 

ただ、セックスによって心もカラダも満たされることで

☆“幸せホルモン”と呼ばれる「オキシトシン」の分泌が高まる

☆感情や精神の安定に影響のある脳内神経伝達物質の「セロトニン」、「ドーパミン」の分泌が増える

ことは証明されてきています。

 

つまり、セックスによって幸福感や満足感を得られれば、脳は活性化され自律神経の働きもよくなり、結果として更年期障害の症状が緩和されることは十分に考えられます。

また、女性ホルモンの分泌の指令をだす脳の視床下部の働きが活性化されることで結果として女性ホルモンの分泌が調整されることもあり得ると思います。

 

ただし、イヤな気持ちでただ行為としてのセックスでは全く意味がありませんし、逆にストレスを感じてしまうことになってしまいます。ストレスを感じるようであれば、自律神経が乱れ更年期障害の症状を悪化させてしまう可能性もあるのです。

最も重要なことは「気持ち(心)が満たされている」ということ。

セックスという行為自体が重要ではなく、その行為による“こころの潤い”が大切なのです。

 

スキンシップで十分です。触れ合うことで心が満たされればオキシトシンの分泌は高まります。

ちなみに鍼灸はオキシトシンの分泌が高まることが証明されています。

 

なので・・・ ゆらぎはじめたあなたは是非鍼灸治療も受けて下さいね。

更年期の”冷えのぼせ”

松阪市の「自律神経」と「女性ホルモン」のバランスを整える鍼灸院・整体院

“心とからだのトータルケア” ひかり堂院長の齋藤です。

 

今日も松阪は寒いです・・・

これから寒くなっていきますが、女性のお悩みでも“冷え”は特につらい症状ですよね。

そして更年期世代の女性に多いのが「冷えのぼせ」。

今日は「冷えのぼせ」についてお伝えします。

「冷えのぼせ」とは顔や頭など上半身は熱いのに、足先など下半身は冷えるという症状。

しかしこの「冷えのぼせ」は実は更年期障害の代表的な症状というよりは、20代や30代の女性にも多くある女性特有の症状といえます。

更年期世代の女性になると、「ホットフラッシュ」という症状が出る方が多いためこの「冷えのぼせ」の症状をより強く感じてしまうのかもしれません。

 

では、なぜ冷えとのぼせが同時におこるのでしょうか?

基本的に冷え症がより悪化したもので、身体の血流悪化と女性ホルモンバランスやストレスなどによる自律神経の乱れが大きな要因となります。

「冷えのぼせ」は東洋医学では「上熱下寒」と呼んでいます。

身体を栄養する「気・血」が上半身で滞り、熱を持つことで下半身まで循環しない状態です。

例えばお風呂を追いだきした時に上の方は熱くて、下は温まっていないということがありますが、まさに身体がそんな状態になっているということです。

お風呂の場合だと、そんな時はかき混ぜますよね。

鍼灸治療でも同様に冷えの改善とともに、滞った気血の流れを良くし下半身まで循環させることを主眼においた治療を行っていきます。

そして東洋医学的な更年期障害は基本的に「腎虚(腎の機能が低下している状態)」と考えていますので、「腎」の機能を高めることを積極的に行います。

(「腎」とは腎臓とは少し意味合いが違い、妊娠・月経など生殖機能、身体を温める機能や冷やす機能、、水分代謝の機能を司っています。)

 

また、「冷えのぼせ」はご自宅での日々のセルフケアも重要です。(冷えのぼせに限らずセルフケアは重要ですが・・・)

1.ストレスを発散できる趣味などを持つ

ストレスを溜めると「肝気」という気の流れが滞り全身の気血の流れを悪化させます。なかなか難しいことですがうまくストレスを発散できるようになれるといいですね。

2.できるだけ歩く(ふくらはぎを動かす)

ふくらはぎを動かすことで心臓に戻る血流をよくします。

3.“3つの首”(手首・足首・首)を温める

手首・足首・首を温めることは冷え症に有効です。特に首を温めることで全身の血流改善とともに、副交感神経の働きを高める効果もあります。

4.お灸

下半身のツボへのお灸。日2~3壮、市販のもので十分です)

以前にもご紹介しましたが、特にゆらぎ女子におすすめのツボは以下の2つ。

 

お灸三陰交 ☆三陰交

 内くるぶしのてっぺんから指4本分上。

 “血の巡り”を改善し、生理痛や生理不順など婦人科疾患に  有効です。

 

 

 ☆太谿

 内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみ。

 足先の冷えやむくみなどに有効です。腎経のツボですので  ゆらぎ期の女性の“のぼせ冷え”に効果的です。

 

 

体質を改善していくことはなかなか時間のかかることですが、地道に継続していくことで大きな成果となってあらわれますので、楽しみながら続けてみてくださいね。

 

更年期の”お肌”のこと 

松阪市の「自律神経」と「女性ホルモン」のバランスを整える鍼灸院・整体院

“心とカラダのトータルケア” ひかり堂院長の齋藤です。

 

今日は寒かったですね。

温熱マットが大好評でした。

ひかり堂は暖かいベッドで患者さんをお迎えしていますので、「冷たいベッドはイヤ!」という方も安心してお越し下さいませ。

 

さて、今日は更年期の“お肌”についてです。

当院の患者さんのお悩みの中でも非常に多いのが“お肌”のこと。

・シャワーを浴びた時、若い頃のように水がはじかない・・・

・乾燥肌になってきたみたいで特に季節の変わり目は脚や背中、腕がカサカサでかゆい

・顔のしわ・しみが増えてきた

・肌がくすんできた

・化粧のりが悪くなってきた・・・等々お話が止まりません。

男性はあまり気にならないことが、女性にとってはものすごく大きな変化で切実に“老い”を感じるんですね。

 

よくお肌の「4大エイジングサイン」(老化の兆候)は

1.しみ

2.しわ・たるみ

3.くすみ

4.乾燥(潤いがない)     といわれています。

 

なぜ更年期の肌は急速に衰えを感じるのでしょうか?

やはりエストロゲンの減少が大きな要因となります。

・肌のはりや弾力・潤いを保つ「コラーゲン・エラスチン」や「皮脂」の減少

・肌が生まれ変わる新陳代謝(ターンオーバー)の悪化

エストロゲンには女性らしい潤いのある”ぷるぷる美肌”を保つ働きがあり、エストロゲンの分泌が急激に減少する更年期は“肌の変化・老化”を感じやすくなるのです。

 

この老化を少しでも遅らせていくにはまずは「規則正しい生活習慣」が最も重要となります。

睡眠不足や過度な飲酒、偏食は見直しましょう。

美肌にとって喫煙なんてもってのほかです!

そして、今まで以上に“エイジングケア”を意識して行うことも重要です。

食事やスキンケア用品の見直し、サプリメント、エステ、ウォーキング、ヨガ・・・

 

そしてそして、実は鍼灸は美肌にも効果があるんです!!

最近は頻繁に芸能人がSNSに投稿したりしていますのでご存知の方も多いと思います。

今は“美容鍼”とか“美顔鍼”という呼び方が一般的ですが、多くの鍼灸師は「健美鍼灸」という考え方をしています。

 文字どおり「健康で美しい鍼灸」という意味です。

 

鍼の最大の特徴は表皮の下にある真皮層に刺激を入れ、極微小な傷をつけることで傷を修復しようとする機能を活用するということです。

傷を修復する働きで血流が改善し、真皮細胞のコラーゲンやエラスチンの生成を促進し肌のターンオーバーを改善させていきます。

 

そしてそれだけでなく、多くの鍼灸院では同時にお腹や背中、手足のツボにも鍼や灸をしていきます。

カラダ全体の「気・血・水」の巡りを良くした状態で顔にも刺激を入れていくのです。

美容鍼 美顔鍼

 

つまり、ただ顔に鍼をするだけでなく、カラダ全体から、カラダの内側から健康で美しくなることの結果として「美肌・美顔」になるという考え方です。

 

顔への鍼はすごく細くて短い鍼を使用しますので、見た目の怖さとは違いほとんど痛みは感じません。

 

当院でも「健美鍼灸」を行っていますので、是非受けてみてくださいね。

そしてカラダの内側から健康で美しくなっていきましょう♪♪

更年期はなぜ太りやすいの? 2つの理由

松阪市の「自律神経」と「女性ホルモン」のバランスを整える鍼灸院・整体院

“心とからだのトータルケア” ひかり堂院長の齋藤です。

 

今日は「更年期はなぜ太りやすいのか?」について。

更年期世代の女性で「この1年ですごく太った」、「ダイエットをしても痩せない」というお悩みがすごく多いと感じています。

時々患者さんから「更年期の時期は太りやすいのですか?」と聞かれることがありますが、答えは「はい、太りやすく痩せにくいです」とお答えしています。

芸能界でも若い頃はスリムだった女優さんや歌手が40代中頃くらいから急に太ってしまった方がいますよね。

 

なぜ太りやすいのでしょうか?

<更年期に太りやすい2つの理由>

 

1.エストロゲンの減少

女性ホルモンのエストロゲンには様々な働きがありますが、その働きのひとつに「コレステロールを低く保ち、内臓脂肪をつけにくくする」という働きがあります。

しかし、更年期に差し掛かりエストロゲンの分泌量が減少していくと、今まで皮下脂肪として蓄えられていた脂肪が内臓脂肪として蓄えられるようになってくるのです。

つまりエストロゲンの減少によりコレステロール値が高くなり、内臓脂肪がつきやすくなるというまさに“メタボ体質”になっていくのです。

2.筋肉量の減少・基礎代謝の低下

普段から運動の習慣があまりない方は、年齢を重ねていくと筋肉量が落ちていきます。そして筋肉量の減少と同様に基礎代謝も落ちていきます。(基礎代謝とは呼吸や体温調節などに消費するエネルギーのこと)

つまり消費するエネルギーが少なくなるため、今まで同じような食生活だと必然的にエネルギーの取り過ぎとなってしまうのです。

 

上記のとおり更年期に差し掛かってくると女性のカラダは太りやすい体質になってしまうのです。

これは“不摂生をしているから”とか“あまり体型のことを気にしなくなったから”とかいうことではなく、女性としての自然な変化なのです。

 

鍼灸がコレステロール値や内臓脂肪、基礎代謝に影響を与えるかどうかについては私は知識はありませんが、当院を受診された方で以下のケースがありました。

・コレステロール値が下がった(51歳女性)

・体重が5Kg減った(56歳女性)

おふたりとも特に運動を始めたとか、食生活を見直したなどといった特別なことはしていませんが、共通点は東洋医学で「水毒」や「痰湿」と呼ばれている「身体の水分の流れが悪い状態」にありました。

鍼灸治療によって水分の滞りを解消し“気・血・水”がスムースに流れる状態になっていったことから、体液循環が改善し、老廃物など不要な物質なども体外に排出できるようになり体質自体が良くなったと考えています。

 

鍼灸は思わぬ効果があったりしますので不思議です。