腸内環境を整える3つの方法

こんにちは、松阪市の「自律神経と女性ホルモンのバランスを整える鍼灸院」

“心とからだのトータルケア”ひかり堂院長の齋藤です。

前回は「幸せは腸からやってくるかも・・・」とお伝えしましたが、腸内環境を整えると本当にいいことがたくさんあります。

1.下痢や便秘の改善

2.美肌・アンチエイジング効果

3.免疫力を高める

4.精神的な安定・安らぎ・前向きな気持ち・睡眠の質の向上

5.アレルギー症状の改善

6.基礎代謝のアップによるダイエット効果

腸内環境を整えると腸の働きを活性化し、脳内のセロトニンの分泌を高め、自律神経を整え、免疫力や代謝機能も高まるため、心も身体も健康になれるということです。

そして結果的に美肌やダイエット効果もあるのですから、美と健康を同時に手に入れられる、まさに夢のような健康法ではないでしょうか?

では、どうしたら腸内環境を整えることができるのでしょうか?

それはずばり常に“善玉菌”が優位な状態を維持すること!

通常健康な状態の人間の腸には約100種類・100兆個の腸内細菌があるといわれており、

悪玉菌(大腸菌やピロリ菌など)が約10%

善玉菌(ビフィズス菌や乳酸菌など)が約20%

日和見菌(ひよりみきん)が約70%

となっています。

この状態では悪玉菌よりも善玉菌の割合が多く、日和見菌が善玉菌を助ける働きをして腸はいい状態で活動します。

ところが、腸内環境が悪くなり、悪玉菌が優位となると、今度は日和見菌が悪玉菌と一緒に悪さを始めるのだそうです。

日和見菌はいつも優勢な方の味方になるんです、どこかの政治家みたいに・・・

では、常に善玉菌を優位にするにはどうすればいいのでしょうか?

基本的には規則正しい生活習慣を送り、食事・運動・睡眠の質を高めることが重要ですが、まずは食事を意識して以下の3つを実践してみてください。

1.乳酸菌が豊富な食品を摂取する

ヨーグルトやチーズ、味噌、納豆、キムチなどの発酵食品は乳酸菌が多く含まれています。

2.オリゴ糖をとる

オリゴ糖には腸内の乳酸菌を活性化させる働きがあるそうです。

バナナやはちみつや大豆製品はオリゴ糖を多く含んでいます。

3.食物繊維をとる

毎日きちんとしたお通じがあることで、悪玉菌を体外へ排出します。

あまり難しいことは考えずバランスの良い食事を心掛け、少しだけ乳酸菌やオリゴ糖のことを意識するだけで十分だと思います。

今日は断言します、幸せは腸からやってきます!