“鬱(うつ)”という病

こんにちは、ひかり堂院長の齋藤です。

今日も突然ですが、「うつ病」についてお伝えします。

私は23年間サラリーマンをしてきましたが、その中で何人かの同僚や先輩、上司がこの「うつ病」を発症し休職したり退職していく姿をみてきました。

正直今でも「なんであの人が・・・」という思いがあります。

すごく元気で明るかった人が突然に出社できなくなるほどの状態になることは信じられませんでした。

当然ながら本人にとっては突然ではなく、そこに至るまでに様々な葛藤や苦しみがあって発症したんだと思います。

そもそも「うつ病」とはどんな病気なのでしょうか?

<うつ病とは>

気分障害の一種であり、抑うつ気分、意欲・興味・精神活動の低下、焦燥、意欲低下、不眠、持続する悲しみ・不安などを特徴とした精神障害である(ウィキペディアより)

うつ病の診断はアメリカ精神医学会の「精神障害の診断と統計マニュアル(DCM)」や世界保健機構の「(ICD-10)精神と行動の障害」という診断基準に基づき、問診の中で該当する項目がいくつ以上あるかによってドクダーが診断を下していくのが一般的となっています。

私はうつ病は血液検査やMRIなどの画像によってセロトニン濃度などの数値や脳の形状から客観的に誰がみても判断できる基準があると考えていました。

ある意味少しドクターの主観が入るのではないかなと感じてます。

「こころ」にも「からだ」にも様々な症状があらわれることが多く、気力で解決できるものではなく、きちんとした治療が必要な病気です。

以前は一度発症すると何度も再発するケーズが多く、なかなか完寛・完治することが難しいという印象がありましたが、今は完治する事例も非常に多くなってきたといわれています。

今回は少し重いテーマかもしれませんが、しばらくの間は「うつ病」についてお伝えしていきたいと思います。