「頭にくる!!」って何がくるの?

突然ですが最近何か頭にきたことはありますか?

怒りの感情の表現のひとつとして「頭にくる」っていいますよね。

先日ある患者さんが「旦那がパチンコで5万円も使ってきたんです。もう頭にきて、来月の小遣いはなしにしてやります!!」という話をしてくれました。

それは頭にきますよね。

それで、その患者さんから「頭にくるって何がくるんですかね?」って聞かれました。

そんなこと考えたこともなかったですが、こんな風にお答えしました。

東洋医学では「怒り」の感情は「肝」という臓器の働きを悪くし、「気」や「血」の巡りが滞ると考えています。

そして、「気」や「血」は怒りなどで熱が加わると上に昇る性質があります。

怒っている時は「気」や「血」が上に上ったまま滞ってしまっている状態にあります。

同様の表現で「頭に血がのぼる」といったりしますので、何がくるのかといえば、「気」や「血」が頭に向かって上ってくるのではないかと思います。

たしかに頭にくることがあると、身体に力が入り、頭の方になにか上ってくるような感覚がありますね。

これは自律神経の交感神経が一気に緊張し、身体に力が入り、血管が収縮し、呼吸も早くなるためにおこる身体の自然な反応なのですよとお答えしました。

患者さんは「ふ~ん」と言ってそれからなんともいえない空気になりました・・・

 

ということで、頭にきた時はこのツボを押してみて下さい。

 

<太衝(たいしょう)>

場所は足の親指と人差し指の骨の合わせ目あたり。ストレスなどで滞っている身体の気血の流れを改善します。

ここを押してかなり痛いと感じる方は相当ストレスがたまっています。

足の甲に垂直に押してください。(1回5秒、3~5回 左右とも)

終わったあとは結構すっきりとしますよ。

 

何かと頭にくることも多いですが、うまく受け流して極力ストレスを溜めない術を見つけてくださいね。

 

そういえば、頭にくると同様の意味で「腹が立つ」っていいますね。

何が立つのでしょうね?