“冷え性”になる2つの原因

こんにちは、ひかり堂院長の齋藤です。

ここ数日 朝晩の冷え込みが厳しいですね。

当院の患者さんも”冷え性”の方が多いです。

ということで今日は”冷え”の原因についてお伝えします。

冷えの原因は大きく2つあります。

1.身体の中の熱を作り出す力が弱い

2.手足の末端の毛細血管まで血液が行き渡らない

人間には外部環境が変化しても体内環境を一定に保つ力(ホメオスタシス)があり、体温や血圧や血流量も常にほぼ一定に保たれています。

つまり身体が熱を作り出し、その熱が手足の末端まで行き届けば冷えることはないのです!

ではなぜ“冷え性”になるのでしょうか?

<熱を作り出せない理由>

・熱を作り出す元になる筋肉量が少ない 

・運動不足

・身体を冷やす食生活をしている

・ダイエット目的の誤った食事制限

・薬などの影響

<手足の末端の毛細血管まで血液が行き渡らない理由>

○自律神経や女性ホルモンバランスが乱れている

 → 交感神経の働き過ぎにより常に血管が収縮している

○下着などにより身体を締め付けている

 → 血管を圧迫し血流が悪くなる

○食べ過ぎによって食物を消化するために胃腸に血液が集まりすぎる 

→ 手足の末端まで血液がいかない

そして“冷え性”は特に女性に多いというイメージがありますが、男性は30%ほど、女性はなんと約70%~80%の方が“冷え性”だと自覚しているそうです。

やはりイメージどおり”冷え性”の女性は多いのです。

<なぜ女性に冷え性が多いのでしょうか?>

女性は男性に比べ

☆骨格的に筋肉量が少ない

☆生理がある

⇒ 自律神経や女性ホルモンのバランスを崩しやすいため元来男性よりも冷えやすいのです。

“冷え”、特に”女性の冷え”は様々なリスクを引き起こします。