”がんばる”ということ

 

こんにちは、ひかり堂の齋藤です。

正月早々に能登半島で大きな地震がおこり多くの被害が出てしまいました。

お亡くなりになられた方々には心よりお悔やみ申し上げます。

そして、被災し今なお避難生活を余儀なくされている方々には、一日でも早く今までのような日常が戻りますようにお祈りいたします。

地震や津波などの大災害が起こった時によくがんばろう〇〇」という言葉を見聞きします。

「がんばる」は漢字で書くと「頑張る」と書きますが、この「頑張る」にどんなイメージがありますか?

頑張るとは一般的に

「目的を叶えるために、つらいことや困難に耐えて努力すること」

という意味で使われていると思います。

その意味自体は決して悪いことではないし、目標に向かってがんばることは素晴らしいことですよね。

しかし、私には漢字の「頑張る」には何かネガティブで苦しいイメージがあります。

頑張るの「頑」はかたくなで融通がきかない、「張」は伸ばし広げる、大きく膨れるといった意味だそうです。

つまり、字の意味からすると「頑張る」とは「かたくなに我を押し通す」といったことになります。

本来「がんばる」という意味は最後に顔が晴れるように、笑顔になれるように、今やるべきことをしっかりとやりきる、努力するということだと思っています。

がんばった先にある目標や夢を叶えた時にどんな顔になるでしょうか?

晴れやかな笑顔ではないでしょうか。

だから私は以前から「がんばる」は「頑張る」ではなく「顔晴る」と書くようにしています。

能登のみなさん 必ず復興します!!

どうか顔晴ってください!!