内耳が原因のめまい

今日でクリスマスも終わり、いよいよ今年も残り1週間となりました。

残り1週間も健康でお過ごしくださいね。

今日は内耳が原因のめまいの病名(診断名)についてお伝えします。

耳が原因によるめまいの代表的な病名は以下の3つです。

①良性発作性頭位めまい症

内耳の前庭という場所にある耳石がはがれ、平衡感覚を保つ三半器官に入り込むことが原因でおこる。

頭を動かしたり、特定の位置にすると回転性めまいがおこりますが、数秒から数十秒でめまいは消失します。

めまいの中で最も多い病気で、約30%~50%を占めるといわれています、。

②メニエール病

内耳を満たしている液体の「内リンパ」が増えすぎた状態になること(内リンパ水腫)が原因でおこる。

激しい回転性めまいと吐き気や耳鳴り、難聴などの症状を伴います。

めまいは数時間から数日続くこともあり、悪化すると重度の難聴や耳鳴りになることがあります。

③前庭神経炎

内耳にある、からだの平衡感覚の情報を脳へ伝える働きをする前庭神経が炎症を起こすことが原因でおこる。

風邪をひいた後に発症することが多いため、ウィルス感染や血液の循環が悪くなってしまうことが原因で炎症がおこってしまうのではないか考えられています。

吐き気をともなう激しい回転性のめまいが数日続きますが難聴は耳鳴りはありません。

発症から1週間程度は歩行も困難になることが多いといわれています。

良性発作性頭位めまい症や前庭神経炎は抗めまい薬の服用や理学療法、平衡訓練で比較的早い時期に回復していくケースが多いです。

一方メニエール病は過度なストレスにより発症・悪化することが多く、完治までにはある程度時間がかかるといわれています。(半年~数年)

やはり、過度なストレスは万病の元なのですね・・・

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