今日から2月になりましたね。
あっという間に1ヶ月が過ぎてしまいました。
歳のせいか本当に月日が流れるのが早く感じるようになりました、、、
さて、今日は起立性調節障害という病気について。
昨日 常連の患者さんから「中学2年生の娘が起立性調節障害と診断された」というお話をお聞きました。
昨年の秋ごろから、朝起きるのがつらくなり、学校も休みがちになってしまい、病院に行って検査をしたところ「起立性調節障害」といわれたそうです。
主な症状は
・朝おきられない
・めまい・たちくらみ
・動悸、息切れ
・倦怠感、頭痛
・睡眠障害
・不安障害・・・ など心身に様々な症状が現れてきます。
起立性調節障害とは、自律神経失調症の一種で、思春期の子供に多く、日本では中学生の約10%に見られ、特に女子に多いといわれています。
午前中は体調が悪く、午後になるとだんだんと体調がよくなるため、回りからは“怠け病”と思われてしまい、本人にとってはとてもつらい病気です。
思春期の多くの人が患ってしまうのにあまり認知されていない病気のひとつだと思います。
次回から起立性調節障害の原因や治療法についてお伝えしていきます。