こんにちは ひかり堂の齋藤です。
昨日は“不眠”という症状でお悩みの患者さんが続けて来院されました。
あなたは最近「なかなか寝付けない」とか「夜中に何回も目が覚める」といった症状はありませんか?
今日は不眠についてお伝えします。
「旅行に行って枕が変わると眠れない」
「明日の仕事のことが気になって眠れない」
「明日は朝早いから早く寝ないといけない」
と考えると余計に眠れないといった経験は誰にでもあるのではないでしょうか?
一時的な環境の変化やストレスなどが原因で眠れない場合は
“一過性不眠”と呼び、1週間程度続くものを“短期不眠”と呼びます。
これらは、不眠となる原因がはっきりとしているため、その原因が解決すると
不眠は解消していきます。
しかし、不眠の状態が1ヶ月以上続く場合は“長期不眠”と呼ばれ専門的な
治療が必要となってきます。
そして、不眠症といっても大きくは4つに分類されています。
☆入眠障害
寝ようとしてもなかなか寝付けない。(寝付くまで30分以上かかる)
☆中途覚醒
眠りが浅く、何度も目を覚ましてしまう。一度目を覚ますとなかなか寝付けない
☆熟睡障害
十分睡眠をとったはずなのに熟睡した感覚がなく、起きてもすごく疲れを感じる
☆早朝覚醒
朝早くに目が覚めて、その後眠れない
そして、これらの症状がひとつだけあるタイプや複数重なってあるタイプの方など症状の現れ方も個人差があります。
ある調査では、日本人の5人に1人は睡眠になんらかの不調を感じているそうで、決して少数の方だけが悩んでいるわけではないのです。
なぜ、不眠という症状がおこってしまうのでしょうか?
次回は不眠の原因についてお伝えします。