こんにちは、ひかり堂の齋藤です。
突然ですが、「笑う門には福来る」ということわざはご存じかと思います。
「門」は家・家庭のことだそうで、
「いつも笑いが絶えない家には自然と幸福がやってくる」
「いつも明るく朗らかでいれば自然に幸せがやってくる」
という意味で解釈しています。
また、辛いことや悲しいこと、苦しいことがあっても笑って朗らかに振舞っていれば幸せが訪れるという意味でも使ったりします。
本当に笑って過ごしていれば幸せが訪れるのでしょうか?
これはどうやら本当のようです!!
現在では“笑う”ことの効果として以下の点が医学的に証明されてきています。
- 脳の働きが活性化する
脳の血流量が増加し、記憶力等が向上します。
- 免疫力が高まる
免疫細胞といわれるNK細胞が活性化され、ウィルス感染細胞やガン細胞などを攻撃し免疫力がアップします。
また、免疫システム全体のバランスを整えることで自己免疫疾患(リウマチ・膠原病等)にも好影響があります。
- 自律神経のバランスが整う
笑うと交感神経が活発となり、その後急激に低下することで交感神経と副交感神経のスイッチが頻繁に切り替わることで自律神経のバランスが整います。
- 精神的な安定・幸福感アップ
笑うことで“脳内モルフィネ”と呼ばれる「エンドルフィン」や幸せホルモンの「セロトニン」の分泌が高まり、幸福感や多幸感を感じやすくなります。
またα波というリラックス時の脳波となり精神的に安定した状態に導いていきます。
笑うことの効果はわかりますが、辛い時、悲しい時、苦しい時になかなか笑えないですよね?
でも安心して下さい。
心から楽しいと思っていなくても、口角を上げて「笑顔」を作るだけでもエンドルフィンやセロトニンの分泌が高まるのだそうです。
ある哲学者の言葉があります。
幸福だから笑うのではない。笑うから幸福なのだ。
やはり「笑う門には福が来る」のは本当のようです。
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