こんにちは、ひかり堂院長の齋藤です。
今日はことわざシリーズです。
「早起きは三文の徳(得)」
ということわざがあります。
由来は諸説様々ありますが、早起きをしたらいいことがあるという意味の内容が多いです。
(早起きをして堤防の土を踏み固めたら三文もらえるとか、早起きをして仕事にいく途中に三文拾ったとか・・・)
そして日本に限らず早起きをするといいことがあるという意味のことわざは海外にも多くあり、やはり早起きは何かいいことがあるのだと思います。
日本ではほんの数十年前まではコンビニやドンキホーテもなく、パソコンやスマホもなく、基本的に夜勤もなく、深夜番組もなく、夜はすることがないので早寝早起きが普通でした。
この「早起きは三文の得」というのを「早寝早起きは三文の得」と解釈して、現在の生活に当てはめてみるとやはりすごくいいことがあります。
1.セロトニンの分泌が高まる
このブログで何度もお伝えしていますが、朝日を浴びると脳内の神経伝達物質「セロトニン」の分泌が高まります。
セロトニンの分泌が高まることで精神的に安定し、自律神経を整えます。
自律神経のバランスが整うことで活動と休息のメリハリのある心と身体になります。
そしてセロトニンは睡眠ホルモンの「メラトニン」の分泌を促進し、規則正しい睡眠リズムを整えることで質の高い睡眠が得られるようになります。
2.成長ホルモンの分泌が高まる
成長ホルモンは代謝を促す働きがありますので、肌の“ターンオーバー”(生まれ変わり)にも大きな影響があります。
成長ホルモンは22時~2時頃に分泌のピークを迎えるそうでこの時間帯に寝ていることで“美肌”が作られます。
また、基礎代謝が上がることで“太りにくく、痩せやすい”身体になります。
成長ホルモンは美肌にもダイエットにも効果があるのです。
3.集中力や“ひらめく力”がアップする
脳の活動が高まるのは起床してから1~2時間後といわれています。
早起きをすることで、朝から脳がしっかりと働き集中して“いい仕事”ができます。
また素晴らしいアイデアや問題の解決策など”ひらめき”も浮かびやすい脳になるといわれています。
私はもうオジサンなので、この時期だと目覚まし時計なしで朝5時くらいに起きています。(勝手に目を覚ましてしまいます)
毎朝20分程度散歩をしますが、早朝は静かで空気もよく気持ちいいです。
それだけでも十分に“得”した気分になります。
ちなみに三文は今の価値で100円程度だそうですが、これだけいいことがあるのなら美と健康にとっては一体どれくらいの価値があるのでしょうね。
明日から早寝早起きの生活を目指してみませんか?
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