”冷え症”にはお灸 とっておきの5つツボ!

こんにちは、ひかり堂院長の齋藤です。

今日も”冷え”についてです。

鍼灸では”冷え”に対してはお灸をよく用います。

今日は自分でできるお灸のお勧めの5つのツボをご紹介致します。

<① 関元>

おへそから指4本分下ったところ。

いわゆる「丹田(たんでん)」という“気”のあつまる場所。下腹部を温め女性特有の症状に効果があります。

<② 足三里>

ひざのお皿の下から指4本分下った小指のあたるところ。気の流れを強め、主に胃腸の働きをよくします。

<③ 三陰交>

内くるぶしのてっぺんから指4本分上。

“血の巡り”を改善し、生理痛や生理不順など婦人科疾患に非常に有効です。

<④ 太谿>

内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみ。

足先の冷えやむくみなどに有効です。特に更年期世代の女性の“冷えのぼせ”に効果的です。

<⑤ 湧泉>

足の指を曲げてグーをした時にへこんでいるところ。

字のごとく「元気が泉のように湧きでる」ツボです。身体全体を元気にする万能ツボといわれています。

灸はただ単に温めるだけではありません。

ツボに温熱刺激が入ることで自律神経に働きかけ、血流やリンパの流れが良くなり内臓の働きを強め免疫力を高める効果があります。

継続してやっていくことで根本的な体質改善が期待できます。

「せんねん灸」など市販の商品でお手軽にできますので、是非試してみてくださいね。

”がんばる”ということ

 

こんにちは、ひかり堂の齋藤です。

正月早々に能登半島で大きな地震がおこり多くの被害が出てしまいました。

お亡くなりになられた方々には心よりお悔やみ申し上げます。

そして、被災し今なお避難生活を余儀なくされている方々には、一日でも早く今までのような日常が戻りますようにお祈りいたします。

地震や津波などの大災害が起こった時によくがんばろう〇〇」という言葉を見聞きします。

「がんばる」は漢字で書くと「頑張る」と書きますが、この「頑張る」にどんなイメージがありますか?

頑張るとは一般的に

「目的を叶えるために、つらいことや困難に耐えて努力すること」

という意味で使われていると思います。

その意味自体は決して悪いことではないし、目標に向かってがんばることは素晴らしいことですよね。

しかし、私には漢字の「頑張る」には何かネガティブで苦しいイメージがあります。

頑張るの「頑」はかたくなで融通がきかない、「張」は伸ばし広げる、大きく膨れるといった意味だそうです。

つまり、字の意味からすると「頑張る」とは「かたくなに我を押し通す」といったことになります。

本来「がんばる」という意味は最後に顔が晴れるように、笑顔になれるように、今やるべきことをしっかりとやりきる、努力するということだと思っています。

がんばった先にある目標や夢を叶えた時にどんな顔になるでしょうか?

晴れやかな笑顔ではないでしょうか。

だから私は以前から「がんばる」は「頑張る」ではなく「顔晴る」と書くようにしています。

能登のみなさん 必ず復興します!!

どうか顔晴ってください!!

明けましておめでとうございます

 

明けましておめでとうございます、ひかり堂の齋藤です。

2024年を迎えました。

今年は辰年ですが、私も辰年生まれなんです。

恥ずかしながら5回目の年男、なんと還暦となります。

6月で60歳となりますが、昨年から新しい整体も勉強しており龍のようにまだまだ向上していきます。

 

今つらくて苦しい状況にいる患者さんに、また素敵な笑顔を取り戻してもらえるよう今年も精一杯頑張っていきます。

笑顔で笑顔で”顔晴っていきましょう!!”

2024年は1月4日(木)より営業再開させて頂きます。

本年も宜しくお願い致します。

2024年1月1日 | カテゴリー : お知らせ | 投稿者 : hikarido

“たかが肩こり、されど肩こり”

こんにちは、ひかり堂院長の齋藤です。

今日も寒いですね、いよいよ冬本番という寒波がきているようですね。

突然ですが、肩や首凝ってますか?

冬は温暖な時期に比べると肩こり・首こりや筋緊張型頭痛が増えます。

やはり寒いと無意識に身体に力が入って、血流が悪くなってしまうのでしょうね。

 当院でも時々

・鉄の棒のように固くてまっすぐな首

・石のように固い肩まわりの筋肉

・鉄板のような動かない肩甲骨

というようなつらい状態で来院され「肩も首も背中もつらくて夜眠れないんです・・・」とおっしゃる患者さんがいらっしゃいます。

「もう何十年も肩こりなんで仕方ないかなと思ってますが、最近あまりにもつらいので・・・」とおっしゃいます。

<あなたは肩こりを「仕方ない・・・」と放置していませんか?>

 肩こりのおこるプロセスをもう一度おさらいすると                

 健康な状態から

⇒ 肩・首が疲労し、乳酸がたまり血流が悪くなる

⇒ 筋肉にコリやハリを感じはじめ、血管を圧迫することでさらに血流が悪くなる

⇒ ますます筋肉が固くなり骨盤や背骨が歪み、だんだん痛みを感じるようになる

⇒ さらに筋肉が硬くなることで痛みがどんどん強くなる

⇒ 神経を圧迫し腕や手に痺れを感じる

肩こりを放置してしまうと

・緊張型頭痛

・めまいや吐き気

・不眠

・精神的な不調(イライラ・気分の落ち込み)

などの症状がおこってくる場合が多くあります。

「腕や手の痺れ」は脳梗塞など重大な病気の可能性もありますので、必ずCTなどの検査をお勧めしますが、特に異常がない場合は肩こりを放置してきた結果

・頚椎症

・頚椎椎間板ヘルニア

・胸郭出口症候群

といった“病気”にまで進行してしていきます。(肩こりを放置したことがすべての要因ではありませんが・・・)

私は肩こりの状態(ステージ)を以下のように考えています。

健康な状態⇒(1)疲労⇒(2)こり・はり⇒(3)痛み⇒(4)しびれ

あなたの肩こりはどの段階にありますか?

疲労感や軽いはり・こりを感じる程度であれば、シップやマッサージで回復するでしょう。

 しかし、“たかが肩こり”とケアを怠り放置すればするほど症状は重くなり、他の症状や病気を引き起こす大きな要因となっていくのです。

そして、”鉄の棒のような首”、”鉄板のような肩甲骨”の状態で痛みや痺れを感じるようであれば、残念ながらもうシップや1回のマッサージで簡単に回復することは難しいでしょう。

 ”たかが肩こり”と軽く考えるのは本当に危険なのです。

肩こりこそ放置せず早目にケアし、頭痛やめまいなど他の症状がおこらないよう定期的にメンテナンスを続けることが重要です。

<おすすめのセルフケア>

☆ストレッチ

肩肩や首などのストレッチは大切です。

仕事の合間に少し背伸びや肩周りや首のストレッチを行うことを習慣にするといいと思います。

☆ストレッチポール

自宅では「ストレッチポール」がおすすめです。

これはほんとに優れモノだと思います。

こ甲骨周りがほぐれ、巻き肩や骨盤、背骨の歪みの解消にもすごく効果がると思います。

☆レンジでチンするカイロ

レンジでチンするカイロ?の「あずきのチカラ首肩用」という商品です。

15分程度ですがじんわりと暖かく心も身体もリラックスできて、私はコレで何回も頭痛から解放されました。

このメーカーさんとは何の関係もご縁もありませんが、肩こり・首こり、緊張型頭痛でお困りの方にこの商品は本当にオススメアイテムです。

長時間のPC作業やスマホ使用、ストレスの多い方は一度試してみてください。

機械や車でも定期的にメンテナンスを行うことで故障を防ぎ、長い間性能を維持できます。

万一故障しても、機械なら部品を交換すれば済みますが、人の身体は部品交換するわけにはいかないのですから是非ケアをしてあげてください。

それでもなかなか良くならない重症の場合は鍼灸治療を受診してくださいね。

  鍼灸治療は鎮痛作用や血流改善に非常に効果があり肩こりの緩和を得意としています。

あなたの肩こりケアに、是非鍼灸治療も選択肢に入れてくださいね。

それでは お大事に(^v^)

足先が冷たくて眠れないあなたへ

 

早いものでもう12月も下旬となり、朝晩は寒さも厳しく冬の到来を感じるようになりました。

この時期になると、患者さんから「足先が氷のように冷たくて眠れません・・・」というお話を聞くことが多くなります。

足先が冷たい女性は本当に多いですよね。

体温自体は低くない(36度台)のに足先だけが冷える方は「末端冷え性」と呼ばれています。

末端冷え性の方には何といっても「天然温泉」に入浴することが非常に効果が高いといわれています。

天然温泉に入ると湯冷めせず、全身がぽかぽかしていると感じた経験のある方は多いと思います。

以前テレビで、重度の末端冷え性の方2名が天然温泉に1週間続けて入ったら2名ともに末端冷え性が改善したという特集を見たことがありました。

でも、毎日天然温泉に入ることは現実には難しいですよね・・・

 

そこで足先が氷のように冷たくて眠れないあなたにオススメの入浴法をご紹介します。

それは足の「温冷交互浴」です。

熱めのお湯と冷たい水を交互に浴びる入浴法を温冷交互浴といいます。

お風呂でしっかり温まっても、冷え性の人は体がすぐに冷えてきてしまいますよね。

温まって広がった血管が、湯上り後も広がったままの状態、どんどん熱が体外へ放出されてしまうのが原因といわれています。

逆に冷たい水風呂に入ると血管は収縮し、体熱が逃げるのを防ぎます。

湯と水を交互に浴びる温冷浴は、そのたびに血管が拡張と収縮を繰り返し、ポンプのように血液を先に押し出していきます。

その結果 、全身の血行が高まり、冷えやこりの改善に繋がっていきます。

これを足先にするのです。

 

<足先の温冷交互浴のやり方>

・まずは40℃~42℃くらいのお湯にゆったりと入ります。

  • 湯舟からでたら、足先にシャワーで水を掛けるか、水をはった洗面器などに足先(くるぶしくらい)をつける(10秒~20秒秒くらい)
  • 水をかけた後1分くらい足湯のイメージで湯舟に足をつける(寒い場合は全身浴)
  • これを3回~5回くらい繰り返す

最後は水で終わるといいですが、慣れるまでは温水で終わってもOKです。

末端の毛細血管が拡がり血流がよくなることで、足先が温まり湯冷めしにくいという効果があるといわれています。

最初は足先に水を掛けたらものすごく冷たいと思いますが、1週間くらいで慣れてきますので是非継続してみて下さい。

足先が氷のように冷たいあなたも温冷交互浴で今年は足先がポカポカになってぐっすり眠れるかもしれませんよ。